『小説新潮』10月号は「高瀬庄左衛門御留書」で注目の砂原浩太朗さんが初登場! ミステリ文学賞下読み座談会「予選委員が教える投稿原稿の”ABC”」も

『小説新潮』2021年10月号
9月22日発売の『小説新潮』2021年10月号(新潮社)にて、砂原浩太朗さんの最新シリーズ「夜露がたり」がスタートします。
『高瀬庄左衛門御留書』が話題! 時代小説界期待の星、砂原浩太朗さんが『小説新潮』初登場!
第34回山本周五郎賞、第165回直木三十五賞の候補作となり、「こんな時代小説を待っていた!」との声多数の『高瀬庄左衛門御留書』の著者・砂原浩太朗さんが、短篇小説「帰ってきた」により小説新潮に初登場します。
作品は江戸時代の大川のたもとを舞台に、男女の心の機微を綴った甘くない恋愛もの。時代小説の定石をふまえながらも、今の著者だからこそ描ける人生の苦味がにじむ一篇となっています。
砂原さんは、「夜露がたり」と題し、今後も連作を寄稿していく予定です。
作家デビューを目指せ! ミステリ文学賞下読み座談会・予選委員が教える投稿原稿の「ABC」
今号では、「新潮ミステリー大賞」の下読み委員らの座談会「こんな作品が読みたい! 予選委員が教える、投稿原稿の『ABC』」も掲載されています。
参加者は、書店員の宇田川拓也さん、ミステリ評論家の千街晶之さん、新潮社の編集者である新井久幸さん。いまさら聞けない投稿原稿のアレコレに光をあてる、目から鱗の9ページです。
◆作品のポイント、トピックや、伝えたいニュースを簡単に紹介
様々な文学賞においては、最終候補作についての選評が公表されます。だけど、そこまでたどり着くことができるのは応募作の中でもごくわずか。
今回はそんな”最終選考より前の段階”で振り落とされてしまう投稿原稿について、下読み委員らが徹底討論します。美しい体裁、推敲の重要性、理想の執筆スケジュール、ミステリジャンルの内情。そうして三人のミステリ読みが導き出す、選考突破に近づくこと間違いなしの「応募原稿の八箇条」とは?
初めて文学賞に応募する人、なかなか選考に残らない人、ミステリに限らずあらゆるジャンルの新人賞に通じる、学びのある内容に仕上がっています。
小説新潮 2021年 10 月号
新潮ミステリー大賞決定発表 秋の時代小説特集 |
◆友近さん初の旅行エッセイ『友近の思い立ったらひとり旅』が刊行 | 本のページ
◆ようこそ、狂気と謎が交錯する孤島ミステリーの世界へ!青戸しのさん×大矢博子さん×佳多山大地さん×千街晶之さん×政宗九さん×三宅香帆さん書評『ミステリーアイランド』が刊行 | 本のページ
◆五木寛之さん初のテーマ別作品集〈五木寛之セレクション〉第5弾『恋愛小説集』が刊行 | 本のページ
◆一般公開日あり! 国内最大の古典籍オークション「古典籍展観大入札会」が今年も開催 | 本のページ