本のページ

SINCE 1991

高橋和巳さん・高橋たか子さん生誕90年記念!『高橋和巳・高橋たか子 電子全集』が配信開始!

『高橋和巳・高橋たか子 電子全集』が配信開始!

『高橋和巳・高橋たか子 電子全集』が配信開始!

小学館は、全共闘世代から熱い支持を受けた“憂愁の作家”高橋和巳さんと、不可解な心理の深層を描き続けた“内面の作家”高橋たか子さんという“奇蹟の夫婦”の全作品を、和巳さん12巻、たか子さん12巻の計全24巻で電子全集化した『高橋和巳・高橋たか子 電子全集』の配信を開始しました。

 

『邪宗門』から『誘惑者』まで、全24巻で“奇蹟の夫婦”のすべてが甦る!

生前の両氏に薫陶を受けた文学者をそれぞれ監修者に迎え、史上初の“夫婦で紡ぐ電子全集”として、和巳さん、たか子さんそれぞれが生誕90年を迎える2021年・2022年から2023年にかけて刊行。その記念すべき第1巻が2021年8月27日より配信開始となりました。

 
各巻のテーマは、和巳さんは小説、評論、中国文学、対話。たか子さんは小説、伝記、エッセイ、対談となり、月ごとに交互に配信されていきます。

和巳巻の監修者には、教え子であった作家・太田代志朗さん、中国文学パートは京都大学名誉教授・小南一郎さんが担当。たか子巻には、同じく教え子であった法政大学名誉教授・鈴木晶さんと文芸評論家・山内由紀人さんを迎え、高橋夫妻の著作権管理を務める日本近代文学館の全面協力のもと、その文学的業績を後世に残します。

 
<高橋和巳・高橋たか子電子全集の3大特徴>

◎和巳巻は、当時の著者を知る同時代人から、また本人とは面識がないが作品に魅了された次世代の表現者まで、多彩な面々による解説を収録。
◎たか子巻には、文芸評論家・山内由紀人さんによる解説と解題を掲載。
◎生原稿、構想メモ、プライベート写真等、作品を理解する上で役立つ貴重な付録も満載。

 
★特設サイト:https://pdmagazine.jp/takahashi-kazumi-takako/

 

高橋和巳・高橋たか子電子全集 各巻の配信予定

(配信日:2021年8月27日より毎月第4金曜日)

 
■第1回配信:2021年8月
高橋和巳 小説1 『邪宗門』ほか

■第2回配信:2021年9月
高橋たか子 小説1 『誘惑者』ほか

■第3回配信:2021年10月
高橋和巳 小説2 『悲の器』ほか

■第4回配信:2021年11月
高橋たか子 小説2 『人形愛』ほか

■第5回配信:2021年12月
高橋和巳 小説3 『憂鬱なる党派』ほか

■第6回配信:2022年1月
高橋たか子 小説3 『空の果てまで』ほか

■第7回配信:2022年2月
高橋和巳 小説4 『我が心は石にあらず』ほか

■第8回配信:2022年3月
高橋たか子 小説4 『怒りの子』ほか

■第9回配信:2022年4月
高橋和巳 小説5 『日本の悪霊』ほか

■第10回配信:2022年5月
高橋たか子 小説5 『亡命者』ほか

■第11回配信:2022年6月
高橋和巳 小説6 『黄昏の橋』ほか

■第12回配信:2022年7月
高橋たか子 小説6 『きれいな人』ほか

■第13回配信:2022年8月
高橋和巳 小説7 『捨子物語』ほか

■第14回配信:2022年9月
高橋たか子 伝記 『神の海』ほか

■第15回配信:2022年10月
高橋和巳 評論1 『孤立無援の思想』ほか

■第16回配信:2022年11月
高橋たか子 エッセイ1 『魂の犬』ほか

■第17回配信:2022年12月
高橋和巳 評論2 『わが解体』ほか

■第18回配信:2023年1月
高橋たか子 エッセイ2 『霊的な出発』ほか

■第19回配信:2023年2月
高橋和巳 中国文学1 評論

■第20回配信:2023年3月
高橋たか子 エッセイ3 『私の通った路』ほか

■第21回配信:2023年4月
高橋和巳 中国文学2 翻訳

■第22回配信:2023年5月
高橋たか子 対談 その他

■第23回配信:2023年6月
高橋和巳 対話集

■第24回配信:2023年7月
高橋たか子 エッセイ4 『終りの日々』ほか

 

高橋和巳・高橋たか子 電子全集 第1巻 高橋和巳 小説1『邪宗門』ほか
高橋和巳 (著)

高橋和巳の代表作ともいえる宗教団体の破滅を描いた一大長編『邪宗門』を中心に、未完作「古風」を併録した一巻。

高橋和巳の代表作ともいえる一大長編『邪宗門』。
序章+3部構成の体裁をとる物語は、「ひのもと救霊会」なる宗教団体が昭和初期に治安維持法違反や不敬罪といった罪科に問われることで、国体論的国家権力によって徹底的に弾圧され、壊滅の危機に迫られるも、戦後、新たなる世の到来とともに、信徒それぞれが希望と復讐の念を交錯させつつ再起、再興を志しながらも、今度は駐留軍によって弾圧され解体していく宗教団体の破滅までのさまを描いた作品。
当巻では、決定版ともいえる単行本に加え、「朝日ジャーナル」1965年1月3日号~1966年5月29日号まで全74回にわたり連載された初出版も完全併録。
決定版では改稿に加え、特に第3章で、大幅な増補が施されていることも確認できる。
また、併録した未完作「古風」は1957年3月から1958年8月まで、同人雑誌「対話」第一、二、三号に発表され、壮大な構想にもとづく長編小説として書かれたが、中断したまま、未完となった作品で、和巳最後の小説『黄昏の橋』に受け継がれる作品といえる。

解説は、和巳と同じ京都大学文学部卒で関西学院大学文学部教授・橋本安央氏(『高橋和巳 棄子の風景』を執筆)が務め、解題は和己巻の監修を務める作家・太田代志朗氏が担当。
付録として「邪宗門」「古風」の生原稿等も収録する。

 
【関連】
高橋和巳 ・高橋たか子 電子全集 | P+D MAGAZINE

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です