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辞書の三省堂が「今年の新語2017」を一般公募

辞書の三省堂が「今年の新語2017」を一般公募

辞書の三省堂が「今年の新語2017」を一般公募

株式会社三省堂は、「三省堂 秋の国語辞典まつり」の一環として、「三省堂 辞書を編む人が選ぶ『今年の新語2017』」を実施し、その候補を9月1日より募集しています。

 

今年を代表・象徴する言葉で、今後の辞書に掲載されてもおかしくない言葉を選び、後世に遺す!

読者と、三省堂の辞書を編む人の英知を結集し、今年を代表・象徴する言葉で、今後の辞書に掲載されてもおかしくない言葉を選び、後世に遺します。

選ばれたベスト10の言葉には、実際の国語辞典の編者が語釈を付し、12月上旬の選考発表会で発表されます。

1.言葉(新語)を公募します。
2017年に「よく見た」「よく聞いた」言葉を応募してください。Webの応募フォームまたはTwitterによる投稿より応募できます。何度でも投稿可。

2. 辞書の専門家が選び、語釈を付します。
辞書を編む専門家が選考委員となり、公平・公正な観点から「今年の新語2017」ベスト10を選定し、「国語辞典風味」の語釈を付します。

3. 選考発表会でベスト10を発表します。
12月上旬の選考発表会で水道橋博士さんを特別ゲストに迎え、「今年の新語2017」ベスト10が発表されます。選考結果は特設サイトでも公表され、応募者の方々には抽選でプレゼントが贈られます。

※詳しくは、「今年の新語2017」特設サイトをご覧ください。
http://dictionary.sanseido-publ.co.jp/topic/shingo2017/

 

「今年の新語」とは……

この2017年を代表する言葉(日本語)で、今後の辞書に掲載されてもおかしくないものです。
候補となるのは――

 ・「今年特に広まった」と感じられる言葉。今年誕生したかどうかは問いません。
   ≪2016年の例≫ほぼほぼ[大賞]、エモい[2位]、ゲスい[3位]
 ・自分自身や周りの人が、ふだんの会話等でよく使うようになった言葉。
   ≪2016年の例≫食レポ[8位]、エゴサ[9位]、パリピ[10位]
 ・流行語や時事用語、新しい文物でもかまいません。
   ≪2016年の例≫レガシー[4位]、ヘイト[5位]、スカーチョ[6位]、VR[7位]

※カッコ内は「今年の新語2016」ベスト10の順位です。

 

従来の新語・流行語ランキングとの違い

あくまで「今年特に広まったと感じられる新語」ということで、必ずしも「今年生まれた言葉」というわけではありません。特定のジャンルやコミュニティーで使われていた言葉が、何らかのきっかけで広く使われるようなることもあります。使用者層や使用域の広がりと使用頻度の高さを考慮しつつ、来年以降も使われてゆくであろうと予測される日本語を辞書編集のエキスパートが慎重に選定します。

つまり、辞書に載ってもおかしくない新語をバランス良く認定するのが「今年の新語」です。ベスト10には、実際の国語辞典の編者が腕を振るって語釈を付します。

★過去の選考結果と選評は下記ページをご覧ください。
http://dictionary.sanseido-publ.co.jp/topic/shingo2017/archive/

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三省堂 辞書を編む人が選ぶ「今年の新語2017」 企画概要

 
●実施概要:三省堂が2017年を代表する新語を募集します。応募された新語などから選考委員が厳正に選考の上、「今年の新語」ベスト10を選出し、「国語辞典風味」の語釈をつけて発表します。

●募集期間:2017年9月1日(金)~11月15日(水)

●応募方法:「今年の新語 2017」特設サイト(http://dictionary.sanseido-publ.co.jp/topic/shingo2017/)の応募フォームもしくはTwitterにて投稿してください。

●選考方法:三省堂辞書編集委員(『新明解国語辞典』、『三省堂国語辞典』、『三省堂現代新国語辞典』)他で構成される「今年の新語2017選考委員会」が厳正に選考します。

●選考結果の発表:2017年12月上旬開催の選考発表会で水道橋博士さんを特別ゲストに迎え、「今年の新語2017」ベスト10を発表します。また、選考発表会終了後、「今年の新語2017」特設サイトに選考結果を掲載。

●賞品:期間中に特設サイトの応募フォームもしくはTwitterにて投稿された方の中から、抽選で50名に図書カード1,000円分をプレゼント。

 

三省堂 辞書を編む人が選ぶ 「今年の新語2017」 選考委員

 
■倉持 保男さん

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『新明解国語辞典』編集委員
くらもち・やすお/1934年、東京生まれ。東京大学大学院文学修士号取得後、千葉大学、群馬大学、慶応大学、大正大学などで日本語学について教鞭をとる。現在、『新明解国語辞典』編集委員代表、日本語検定委員会理事。

ことばの本質をとらえる 『新明解国語辞典 第七版』
本書に関する詳しい内容は下記Webページをご覧ください。
http://dictionary.sanseido-publ.co.jp/dicts/ja/smk_kok7/

 
■飯間 浩明さん

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『三省堂国語辞典』編集委員
いいま・ひろあき/1967年、香川県高松市生まれ。早稲田大学文学研究科博士課程単位取得。早稲田大学、成城大学などで非常勤講師。NHK Eテレ「使える!伝わる にほんご」講師など、日本語教育番組にも携わる。著書に『辞書を編む』(光文社新書)、『三省堂国語辞典のひみつ』(三省堂)、『国語辞典のゆくえ』(NHK出版)など。

現代の生きた日本語がわかる 『三省堂国語辞典 第七版』
本書に関する詳しい内容は下記Webページをご覧ください。
http://dictionary.sanseido-publ.co.jp/dicts/ja/sankok7/

 
■小野 正弘さん

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『三省堂現代新国語辞典』編集委員
おの・まさひろ/1958年、岩手県一関市生まれ。東北大学大学院文学研究科国語学専攻所要単位取得済中途退学。専門は国語史(語彙・文字・意味)。現在、明治大学文学部教授。『三省堂現代新国語辞典』編集主幹。編著に『日本語オノマトペ辞典』(小学館)、共同編集に『日本近代語研究』(1~6、ひつじ書房)、著書に『オノマトペがあるから日本語は楽しい』(平凡社新書)など。

現代文・評論文を読み解くための 『三省堂現代新国語辞典 第五版』
本書に関する詳しい内容は下記Webページをご覧ください。
http://dictionary.sanseido-publ.co.jp/dicts/ja/singenkoku5/

 

「三省堂 秋の国語辞典まつり」同時実施!

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「今年の新語2017」の募集期間に合わせ、書店店頭での販促キャンペーン「三省堂 秋の国語辞典まつり」が実施されます。

期間中、対象の国語辞典にキャンペーン帯を巻いて展開。期間内に対象商品を購入すると、抽選でプレゼントが当たります。

≪対象商品≫『新明解国語辞典 第七版』、『新明解国語辞典 第七版 特装版』、『新明解国語辞典 第七版 小型版』、『三省堂国語辞典 第七版』、『三省堂国語辞典 第七版 小型版』、『三省堂現代新国語辞典 第五版』

 
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