2019年刊行の立山紘さん『「想」東京』が重版! カウンセラー写真家が届ける、都会の心象「フォトセラピー」
立山紘さん著『「想」東京』(発行:創英社/発売:三省堂書店)が、刊行以来2年の時を経て重版となりました。
疲れた時に開きたい!ちょっとお洒落な東京七彩フォトエッセイ『「想」東京』
本書『「想」東京』は、十余年の長きにわたり、日本の「北国の冬」を中心に取材&撮影を続ける、フォトエッセイスト 兼 心理カウンセラーの立山紘さんが目を転じ、日本の「メトロポリス」の原風景にフィーチャーした野心作です。
前作フォトエッセイ『ふゆぼん』『ふゆのね』(創英社/三省堂書店・発行)とは一線を画す、著者にとっての新境地の開拓となりました。
東京の魅せる様々なシーンを活写した一大「幽玄紀行」。「鳥瞰」「情動」「温故」「幻影」「顕在」「鮮烈」「大都」のそれぞれの著者の視点により切り撮られた、「七彩奇縁」の東京の魅力を新たに開拓した著者渾身の写真集です。
各種プロモーションの成果か、本年6月下旬には「楽天市場デイリーランキング写真部門」売上1位の瞬間最大風速を叩き出しています。
<本書の構成>
Bird’s Eye 「鳥瞰」 -A glance of sanctuary-
Moving 「情動」 -Activate Your SOUL-
Nostalgia 「温故」 -Some faintest memories-
Phantom 「幻影」 -A slice of mystification-
Presence 「顕在」 -Threshold of consciousness-
Vivid Scenes「鮮烈」 -A Circus starting from the dusk-
Urban Stories「大都」 -A piece of sweet disturbance-
著者コメント
雪国の取材を通して、写真の世界に魅せられ、時に吹雪の洗礼を受けながら日本の冬を撮り続けてきました。取材の後、疲弊と充足の中で家路を辿るとき、ふるさと「東京」は、言葉の可動域を超えた多彩な表情で旅人の帰還を迎えてくれます。その「多彩」の根幹にあるのは、時々の自身の心模様であり、東京の持つ「深淵さ」であるのかもしれません。あらためてこの街を眺めると、都市も想像以上に自然的で、豪壮な摩天楼にも疾駆するベイサイドにも、見上げる先の空には見つめる人の数だけ想いが宿っています。幾多の写像がそこに数えられた刹那、「風景」は「情景」に昇華するのかもしれません。
著者プロフィール
著者の立山紘(たてやま・こう)さんは、東京都出身・在住の文筆家兼フォトグラファー。
エッセイを中心に、詩歌や童話、短編小説などを執筆。文筆活動と並行し、長年に渡りライフワークである雪国の大自然の姿を伝える取材活動を続けている。
【主な作品】
◎短編エッセイ「ポケット」(随筆春秋年度賞:平成26年度)
◎フォト作品「まっさらな朝」(北アルプス山麓~私の一枚~フォトコンテスト 小谷村長賞:平成27年度)
◎冬フォトエッセイ『ふゆぼん』(2015、創英社/三省堂書店)
◎ドキュメンタリーフォトエッセイ『ふゆのね』(2017、創英社/三省堂書店)
著者は心理カウンセラー資格を有し、写真の情動性と心理学の要素を融合させた新しい形のセルフケアを、現在も探究している。
「想」東京 立山紘 (著) 誰の心にも在る都会。 東京の七彩世界に想いを馳せる「幽玄紀行」。 |