池波正太郎さんのエッセイ『男の作法』をなかじまもりおさんがコミックス化 世の中は移ろいやすい、だけれど不変の価値観はきっとある――昭和の文豪の美徳とは!
『鬼平犯科帳』『剣客商売』等の名作小説を著した巨匠・池波正太郎さんの大ヒットエッセイ『男の作法』を、なかじまもりおさんがコミカライズし、日本文芸社より刊行されました。
◆令和(いま)こそ知るべき、昭和の文豪の美徳!
鮨・天ぷらの食らいつき方から家内円満の秘訣、おうちごはんにおける最高のすきやき調理法や贈答品の見定め方等々…。
万事に対する心構えや常識を、昭和末期の人間模様を通して小粋に活写!
世の中は移ろいやすい、だけれど不変の価値観はきっとある!
男の作法 (ニチブンコミクス) 池波 正太郎 (著), なかじま もりお (イラスト) 令和(いま)こそ知るべき、昭和の文豪の美徳! |
■原作
男の作法 (新潮文庫) 池波 正太郎 (著) てんぷらのかぶりつき方から浮気のし方まで……。 てんぷら屋に行くときは腹をすかして行って、親の敵にでも会ったように揚げるそばからかぶりつくようにして食べなきゃ……。 【目次】 はじめに 鮨屋へ行ったときはシャリだなんて言わないで普通に「ゴハン」と言えばいいんですよ。 そばを食べるときに、食べにくかったら、まず真ん中から取っていけばいい。そうすればうまくどんどん取れるんだよ。 てんぷら屋に行くときは腹をすかして行って、親の敵にでも会ったように揚げるそばからかぶりつくようにして食べなきゃ。 たまにはうんといい肉でぜいたくなことをやってみないと、本当のすきやきのおいしさとか、肉のうま味というのが味わえない。 おこうこぐらいで酒飲んでね、焼き上がりをゆっくりと待つのがうまいわけですよ、うなぎが。 コップに三分の一くらい注いで、飲んじゃ入れ、飲んじゃ入れして飲むのが、ビールの本当にうまい飲み方なんですよ。 解説:常盤新平 |
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