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池波正太郎さんのエッセイ『男の作法』をなかじまもりおさんがコミックス化 世の中は移ろいやすい、だけれど不変の価値観はきっとある――昭和の文豪の美徳とは!

池波正太郎さんのエッセイ『男の作法』をなかじまもりおさんがコミックス化

池波正太郎さんのエッセイ『男の作法』をなかじまもりおさんがコミックス化

『鬼平犯科帳』『剣客商売』等の名作小説を著した巨匠・池波正太郎さんの大ヒットエッセイ『男の作法』を、なかじまもりおさんがコミカライズし、日本文芸社より刊行されました。

 
◆令和(いま)こそ知るべき、昭和の文豪の美徳!

鮨・天ぷらの食らいつき方から家内円満の秘訣、おうちごはんにおける最高のすきやき調理法や贈答品の見定め方等々…。

万事に対する心構えや常識を、昭和末期の人間模様を通して小粋に活写!
世の中は移ろいやすい、だけれど不変の価値観はきっとある!

 

男の作法 (ニチブンコミクス)
池波 正太郎 (著), なかじま もりお (イラスト)

令和(いま)こそ知るべき、昭和の文豪の美徳!
『鬼平犯科帳』『剣客商売』等の名作小説を著した
巨匠・池波正太郎の大ヒットエッセーをコミック化!

■原作

男の作法 (新潮文庫)
池波 正太郎 (著)

てんぷらのかぶりつき方から浮気のし方まで……。
老いも、若きも、男のみがき方、指南します!

てんぷら屋に行くときは腹をすかして行って、親の敵にでも会ったように揚げるそばからかぶりつくようにして食べなきゃ……。
勘定、人事、組織、ネクタイ、日記、贈り物、小遣い、家具、酒、月給袋など百般にわたって、豊富な人生経験をもつ著者が、時代を超えた“男の常識”を語り、さりげなく“男の生き方”を説く。本書を一読すれば、あなたはもう、どこに出ても恥ずかしくない!

【目次】

はじめに
文庫版の再刊について

鮨屋へ行ったときはシャリだなんて言わないで普通に「ゴハン」と言えばいいんですよ。
勘定/トロ/顔/人事/目/組織/勝負/休日/旅行/おみやげ/新婚旅行/結婚/靴

そばを食べるときに、食べにくかったら、まず真ん中から取っていけばいい。そうすればうまくどんどん取れるんだよ。
うどん/ズボン/ネクタイ/スーツ/和服/羽織/帯/眼鏡/本/メモ/日記/浮気/慰藉料

てんぷら屋に行くときは腹をすかして行って、親の敵にでも会ったように揚げるそばからかぶりつくようにして食べなきゃ。
贈り物/万年筆/年賀状/麻雀/カレンダー/クセ/約束/理想/赤ん坊/留守番/姑/週刊誌

たまにはうんといい肉でぜいたくなことをやってみないと、本当のすきやきのおいしさとか、肉のうま味というのが味わえない。
食卓/母親/小遣い/チップ/退職金/電話/列車/心遣い

おこうこぐらいで酒飲んでね、焼き上がりをゆっくりと待つのがうまいわけですよ、うなぎが。
つま楊枝/店構え/引き戸/日本間/マンション/一戸建て/家具/風呂/香奠

コップに三分の一くらい注いで、飲んじゃ入れ、飲んじゃ入れして飲むのが、ビールの本当にうまい飲み方なんですよ。
酒/バー/バーテン/本屋/病気/体操/鍼/寿命/運命/死/生/占い/楽しみ/月給袋/女/運

解説:常盤新平

 


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