「酔うと化け物になる父がつらい」原作者・菊池真理子さんが描く“依存症”をめぐる人々のお話『依存症ってなんですか?』刊行
松本穂香さん主演で映画化された『酔うと化け物になる父がつらい』原作者の菊池真理子さん著『依存症ってなんですか?』が、秋田書店より刊行されました。
◆「その気になればやめられる。」「自分は全然大丈夫」―――それ、本当ですか?
アルコール依存症の父との暮らしを描いて話題を呼び、映画化もされたノンフィクションエッセイ『酔うと化け物になる父がつらい』の著者・菊池真理子さん。
自分の父親が、体も家族も壊してまでお酒を飲んでいたのは、アルコール依存症という病気だったのかもしれない。だとしたら、家族として、依存症にどうやって関わればよかったんだろう? 病気だったかもしれない父に何かしてあげられることはあったんだろうか?
過去は変えられなくても、依存症を知れば何か変わるかもしれないと、作者はさまざまな立場の人から話を聞きにいこうと決意します。
断酒会、AAなどの当事者、臨床心理士・信田さよ子さん、精神科医・松本俊彦さん、成瀬暢也さん、そしてアルコール依存症を公表しているアーティストのZIGGY・森重樹一さん。
それぞれの立場から語られる依存症とは――。
「この本を描いたことで、ようやく前に進める」と著者が語った一冊です。
★1話試し読み:https://souffle.life/topics/souffle-special/20210225/
依存症ってなんですか? 菊池真理子 (著) |
【関連】
▼依存症ってなんですか? 第1話|菊池真理子 | Souffle(スーフル)
◆ゲーム、アイドル、SNSからギャンブル、セックス、ドラッグまで…「人類総依存症社会」に生きる現代人へ!『ドーパミン中毒』が刊行 | 本のページ
◆菊池真理子さんが7人の“宗教2世”の半生を描く『「神様」のいる家で育ちました』を刊行 | 本のページ
◆菊池真理子さんが7人の“宗教2世”の半生を描く『「神様」のいる家で育ちました』を刊行 | 本のページ