【マンガ大賞2021】山田鐘人さん×アベツカサさん『葬送のフリーレン』が大賞を受賞
マンガ大賞実行委員会は3月16日、「マンガ大賞2021」の大賞作品を発表しました。
マンガ読みが選ぶ2020年のイチ推しは、『葬送のフリーレン』
マンガ大賞2021は、一次選考によってノミネート作品に選ばれた10作品を対象に二次選考を実施し、大賞が決定しました。大賞および2位から10位までの作品は次の通りです。
【マンガ大賞2021最終結果】 ※敬称略
大賞:『葬送のフリーレン』(原作:山田鐘人、作画:アベツカサ/小学館)
2位:『チ。―地球の運動について―』(魚豊/小学館)
3位:『カラオケ行こ!』(和山やま/KADOKAWA)
4位:『水は海に向かって流れる』(田島列島/講談社)
5位:『【推しの子】』(原作:赤坂アカ、漫画:横槍メンゴ/集英社)
6位:『怪獣8号』(松本直也/集英社)
7位:『女の園の星』(和山やま/祥伝社)
8位:『メタモルフォーゼの縁側』(鶴谷香央理/KADOKAWA)
9位:『九龍ジェネリックロマンス』(眉月じゅん/集英社)
10位:『SPY×FAMILY』(遠藤達哉/集英社)
累計200万部突破!“エンディング”から始まるファンタジー『葬送のフリーレン』について
2020年4月より『週刊少年サンデー』で連載をスタートした『葬送(そうそう)のフリーレン』は、魔王を倒した勇者一行の“その後”を描いたファンタジー作品。人よりも長生きなエルフの魔法使い・フリーレンが、勇者亡き後“人を知る”ための旅に出る――という物語です。
本作品のコミックス第4巻が3月17日に刊行され、第1~4巻までのコミックス累計発行部数は200万部を突破しました。
今回の大賞受賞を記念し、3月17日の読売新聞朝刊に全面広告を掲載。祈りを捧げるフリーレンの美麗イラストが目印です。
さらに、TVCMも同日より放送。PVと一緒に、YouTubeチャンネル「週刊少年サンデーTV」でご覧になれます。
【TVCM】
【PV】
マンガ大賞について
マンガ大賞は2008年に創設された、有志によるマンガ賞です。
運営は、マンガ大賞実行委員会が行っており、選考員は、実行委員が直接声をかけたマンガ好きの有志たちで、書店員をはじめとするさまざまな職業の方がメンバーとして参加しています。
その年の1月1日から12月31日に出版された単行本の内、最大巻数が8巻までの作品を対象とし、一次選考では、各選考員が「人にぜひ薦めたいと思う作品を5作品」を選出。二次選考では、一次選考の結果から得票数10位までの作品がノミネートされます。選考員はその全てを読み、トップ3を選びます。その結果を集計し、「マンガ大賞」が決定されます。
葬送のフリーレン (4) (少年サンデーコミックス) 山田 鐘人 (原著), アベ ツカサ (イラスト) 勇者たちとの記憶を繋ぐ後日譚ファンタジー 勇者の死後も生き続けるエルフの魔法使い・フリーレン。 昔も今も旅路を彩るのは、かけがえのない出会いと行事(イベント)の数々―― |
■シリーズ第1巻
葬送のフリーレン(1) (少年サンデーコミックス) 山田鐘人 (著), アベツカサ (著) 魔王を倒した勇者一行の“その後”。 魔法使いフリーレンはエルフであり、他の3人と違う部分があります。 物語は“冒険の終わり”から始まる。 |
【関連】
▼マンガ大賞2021
▼マンガ大賞2021授賞式の模様・受賞コメントのご紹介
▼マンガ大賞2021授賞式 – YouTube
◆【第69回小学館漫画賞】『葬送のフリーレン』『逃げ上手の若君』『数字であそぼ。』『トリリオンゲーム』が受賞 | 本のページ
◆「honto」週間ストア別ランキング発表(2023年12月18日~12月24日) 雨穴さん『変な家 2』が2週連続で総合1位 | 本のページ
◆【BOOK☆WALKER電子書籍ランキング】『葬送のフリーレン』が総合1位 | 本のページ
◆【第54回星雲賞】長谷敏司さん『プロトコル・オブ・ヒューマニティ』、春暮康一さん「法治の獣」などが受賞 | 本のページ