芥川賞作家・津村記久子さん作品初の映画化『君は永遠にそいつらより若い』今秋公開！　佐久間由衣さん×奈緒さんの対談映像が公開

津村記久子さん著『君は永遠にそいつらより若い』(ちくま文庫)書影

芥川賞作家・津村記久子さんのデビュー作にして第21回太宰治賞受賞作品である『君は永遠にそいつらより若い』が佐久間由衣さんと奈緒さん主演で実写映画化され、2021年秋にテアトル新宿ほか全国順次公開となります。

本作は、卒業間近の大学生である主人公がなんとなく過ごす日常の中で、ふとした折に「暴力」「児童虐待」「ネグレクト」などの社会の闇と、それに伴うやり切れない「哀しみ」に直面する物語です。

この度、本ビジュアル、佐久間由衣さんと奈緒さんが本作について語った特別映像が解禁となりました。

映画『君は永遠にそいつらより若い』本ビジュアルを解禁！

本ビジュアル

今回解禁された本ビジュアルは、自転車に乗ったホリガイ(佐久間由衣さん)と寄り添って立つイノギ(奈緒さん)が収められた、1枚の写真のみで構成された力強いビジュアル。

先に公開された特報に登場するシーンの2人を捉えたもので、イノギの「その言葉でじゅうぶんだと思う」というセリフがコピーになっています。

佐久間由衣さん×奈緒さんが対談する特別映像が公開！

佐久間由衣さんと奈緒さんが本作について対談した様子を収めた特別映像が公開となりました。

完成した映画を観たお互いの感想や、ホリガイの赤髪は佐久間由衣さん自らが提案したアイディアだったという話など、本作に関するエピソード満載の内容となっています。

 
★対談映像リンク：https://youtu.be/ItryknTTYPE

映画『君は永遠にそいつらより若い』2021年秋 テアトル新宿ほか全国順次公開

 
＜STORY＞

大学卒業を間近に控え、児童福祉職への就職も決まり、手持ちぶさたな日々を送るホリガイは、身長170cmを超える22歳、処女。変わり者とされているが、さほど自覚はない。バイトと学校と下宿を行き来し、友人とぐだぐだした日常をすごしている。

同じ大学に通う一つ年下のイノギと知り合うが、過去に痛ましい経験を持つイノギとは、独特な関係を紡いでいく。

そんな中、友人、ホミネの死以降、ホリガイを取り巻く日常の裏に潜む「暴力」と「哀しみ」が顔を見せる…。

 
★特報映像リンク：https://youtu.be/2q2bFbi9kaE

 
【CAST＆STAFF】 ※敬称略

■出演：佐久間由衣・奈緒／小日向星一、笠松将、葵揚、森田想／宇野祥平、馬渕英里何、坂田聡

■監督・脚本：吉野竜平

■原作：津村記久子『君は永遠にそいつらより若い』(ちくま文庫)

■主題歌：小谷美紗子「眠れない」

■制作プロダクション：マウンテンゲートプロダクション
■配給：Atemo

★公式サイト：https://www.kimiwaka.com/

■著作表記： (C)『君は永遠にそいつらより若い』製作委員会

場面写真1　佐久間由衣さん＆奈緒さん

場面写真2　佐久間由衣さん

場面写真3　小日向星一さん＆笠松将さん

場面写真4　奈緒さん

場面写真5　佐久間由衣さん＆葵揚さん

原作者：津村記久子さん プロフィール

津村記久子さん

原作者の津村記久子（つむら・きくこ）さんは、1978年、大阪府生まれ。大谷大学文学部国際文化学科卒業。2005年「マンイーター」(単行本化にあたり『君は永遠にそいつらより若い』に改題)で第21回太宰治賞を受賞し、小説家デビュー。

2008年『ミュージック・ブレス・ユー!!』で第30回野間文芸新人賞、2009年「ポトスライムの舟」で第140回芥川賞、2011年『ワーカーズ・ダイジェスト』で第28回織田作之助賞、2013年「給水塔と亀」で第39回川端康成文学賞、2016年『この世にたやすい仕事はない』で芸術選奨新人賞、2017年『浮遊霊ブラジル』で第27回紫式部文学賞を受賞。

君は永遠にそいつらより若い (ちくま文庫) 津村 記久子 (著) 大学卒業を間近に控え、就職も決まり、単位もばっちり。ある意味、手持ちぶさたな日々を送る主人公ホリガイは、身長175センチ、22歳、処女。バイトと学校と下宿を行き来し、友人とぐだぐだした日常をすごしている。そして、ふとした拍子に、そんな日常の裏に潜む「暴力」と「哀しみ」が顔を見せる…。第21回太宰治賞受賞作にして、芥川賞作家の鮮烈なデビュー作。

 
【関連】
▼映画『君は永遠にそいつらより若い』公式サイト
▼Special Talk ｜佐久間由衣＆奈緒 – YouTube
▼映画『君は永遠にそいつらより若い』特報映像 – YouTube