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『小説新潮』2月号は『孤狼の血』柚月裕子さん×『極主夫道』おおのこうすけさんが初対談! 向田邦子さんの講演を録音した貴重な肉声テープの抄録も

『小説新潮』2月号

『小説新潮』2月号

新潮社が発行する『小説新潮』2月号(1月22日発売)に、小説『孤狼の血』シリーズの作者・柚月裕子さんと漫画『極主夫道』の作者・おおのこうすけさんの対談が掲載されています。

また、1月19日放映のNHK・BSプレミアム『アナザーストーリーズ 突然あらわれ突然去った人~向田邦子の真実~』でも紹介された、1981年録音の向田邦子さんの講演の抄録も収録。

 

『孤狼の血』柚月裕子さん×『極主夫道』おおのこうすけさんが初対談! 極道エンタメの魅力を語る!

孤狼の血』柚月裕子さん×『極主夫道』おおのこうすけさんが初対談

孤狼の血』柚月裕子さん×『極主夫道』おおのこうすけさんが初対談

『小説新潮』2月号では、暴対法成立前の広島を舞台に、警察と極道に生きる男たちを描いた小説『孤狼の血』(KADOKAWA)シリーズの作者である柚月裕子さんと、元極道の専業主夫を主人公にしたギャグ漫画『極主夫道』(新潮社)の作者おおのこうすけさんの対談が8ページにわたって掲載されています。

 
『孤狼の血』は2018年に役所広司さん主演で映画化され、今年は続編の公開も控えています。『極主夫道』は昨年玉木宏さん主演でドラマ化され、春からはNetflixでアニメ化も決定しています。

小説家と漫画家であるお二人が、どうして今エンターテインメントで「極道」を描くのか、その魅力に迫ります。

 
また、「くらげバンチ」での連載が始まった当初から『極主夫道』のファンであったという柚月さん。本対談では、作品への愛はもちろん、作家デビュー前は主婦だったという経験も活かし、作品のネタ提供まで熱心に語っています。

 
<対談者プロフィール>

■柚月裕子(ゆづき・ゆうこ)さん

1968年岩手県出身。2008年『臨床真理』で第7回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しデビュー。
2013年『検事の本懐』で第15回大藪春彦賞、2016年『孤狼の血』で第69回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞。2018年『孤狼の血』は白石和彌さん監督で映画化もされている。2021年『孤狼の血II(仮)』の公開が予定されている。
著書に『最後の証人』(佐方貞人シリーズ)、『慈雨』『盤上の向日葵』など多数。

 
■おおのこうすけさん

滋賀県出身。2016年『月刊コミック@バンチ』に読み切り「Legend of Music」が掲載されデビュー。
現在はWeb漫画サイト「くらげバンチ」にて、初連載となる『極主夫道』を連載中。『極主夫道』は、2020年に日本テレビ系列にて玉木宏さん主演でドラマ化され、2021年にはNetflixでアニメ化も決まっている。犬や猫など動物が好き。しかし、動物アレルギーである。

 

没後40年、向田邦子さんの講演を録音した貴重な肉声のテープが発見!

撮影:新潮社

撮影:新潮社

没後40年たつ現在でも、幅広い読者と根強い信奉者を集める向田邦子さん。人気放送作家として『時間ですよ』『寺内貫太郎一家』『阿修羅のごとく』など多くの名作を生み、初めて挑んだ小説(のちの『思い出トランプ』)でいきなり直木賞を受賞、しかしその翌年、飛行機事故で突然の死をとげた向田邦子さんは、その美貌やセンスの良さもあいまって、独立した女性の先駆けとして、いまだに多くの女性の憧れです。

 
その肉声はほとんど残されていませんが、直木賞受賞直後の講演会の録音テープが新潮社で発見されました。小説を書くに至った経緯や執筆のヒント、神様の話や猫の話と、話題は多岐にわたりますが、文字に起こしても、その気さくで軽妙な語り口が行間から聞こえてくるようです。

 
<向田邦子(むこうだ・くにこ)さん プロフィール>

1929年、東京生まれ。実践女子専門学校(現実践女子大学)卒業。映画雑誌編集者を経てシナリオライターとなり、人気TV番組『寺内貫太郎一家』『阿修羅のごとく』など数多くの脚本を執筆する。

1980年『思い出トランプ』に収録の「花の名前」他2作で直木賞を受賞。その翌年の1981年8月22日、台湾旅行中に飛行機事故で死去。著書に『父の詫び状』『男どき女どき』など多数。

 

 


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