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展覧会「チェコと日本を結ぶ文学」が開催 中欧・チェコと日本の100年にわたる文学交流を振り返る

展覧会「チェコと日本を結ぶ文学」が開催

展覧会「チェコと日本を結ぶ文学」が開催

チェコセンター(チェコ外務省の外郭団体)は日本とチェコの交流100周年の今年、文学上の交流史を振り返る展覧会「チェコと日本を結ぶ文学」を東京・広尾の同センターで開催中です。

 

チェコセンターより

日本文学最初の国際的なベストセラーと言われる徳富蘆花の『不如帰』のチェコ語訳が刊行されたのは1922年のこと。一方、各国で名声を博し、今もなお世界文学の金字塔とされるカレル・チャペックの『ロボット』の日本語訳は1923年に出版されている。外交関係のみでなく、両国の文学上の交流も一世紀におよぶ。

チェコ文学の日本語訳と日本文学のチェコ語訳。100年という長い年月にわたり翻訳されてきた無数の作品が両国の読者に強い刺激を与え続けてきた。翻訳は、お互いの言葉を解しない両国の読者を結びつける、かけがえのない架橋である。

両国の国交樹立100周年記念の一環として開催される本展示「チェコと日本を結ぶ文学」では代表的な翻訳作品を紹介しながら、両国の文学的な交流史を照らし出す。

皆様のご来場を心よりお待ちしております。

 

展覧会「チェコと日本を結ぶ文学」開催概要

展示は期間を分けて「日本文学のチェコ語訳」と「チェコ文学の日本語訳」の二部構成で行われます。

 
■会期
◎第1部「日本文学のチェコ語訳」:2020年11月25日(水)~12月9日(水)
◎第2部「チェコ文学の日本語訳」:2020年12月11日(金)~12月29日(火)

■開館日・開館時間:いずれも平日10:00~19:00(ただし、12月24日・25日は休館予定)

■会場:チェコセンター東京 展示室(東京都渋谷区広尾2-16-14 チェコ共和国大使館内)

■企画:ルカーシュ・ブルナさん(実践女子大学 文学部・准教授)

■入場料:無料

★詳細:http://tokyo.czechcentres.cz/program/more/literarni-most/

 
【関連】
展示「チェコと日本を結ぶ文学」(チェコセンター) – 東京

 


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