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作家生活30周年!森絵都さん短編集『あしたのことば』が刊行 8人の人気イラストレーターとコラボ!

森絵都さん著『あしたのことば』(装画:阿部海太さん)

森絵都さん著『あしたのことば』(装画:阿部海太さん)

『カラフル』『DIVE!!』など数多くのメディア化作品を執筆し、『風に舞いあがるビニールシート』で直木賞を受賞した森絵都さんの最新短編集『あしたのことば』が、小峰書店より11月17日に刊行されました。

 

直木賞受賞作家・森絵都さんが「ことば」をテーマにつむぐ8篇の短編小説集

『あしたのことば』には、光村図書出版の教科書『国語6 創造』に掲載された「帰り道」と、本作のために書き下ろされた7作品を収録されています。

 
小学校からの帰り道、いっしょに帰る2人の少年それぞれの心情と風景を鮮明に描いた「帰り道」を始め、“ことば”をテーマに紡いだ希望の物語です。

森絵都さんが作家生活30周年を迎えるにあたり、8人の人気イラストレーターとの豪華コラボレーションが実現しました。なお、装画は阿部海太さんが担当。

 
【イントロダクションムービー】

 

『あしたのことば』収録作品 ストーリー&イラストレーター

 
◆「帰り道」(画:しらこさん)

思っていることをうまく言葉にできない律は、「どっちが好き」という話題であいまいな返事をして、周也から「どっちも好きってのは、どっちも好きじゃないのと、いっしょじゃないの」と言われてしまう。落ちこむ律だったが、帰り道に周也が声をかけてきて……。

帰り道…しらこさん 画

帰り道…しらこさん 画

 
◆「あの子がにがて」(画:赤さん)

同じクラスの真紀ちゃんが苦手な水穂。話しかけてもつんとした声で返事をしてきたり、男子の前では態度が違いすぎたり。塾仲間のミーヤンに真紀ちゃんとのことを相談してみると、思いがけない言葉を教えてくれて……。

あの子がにがて…赤さん 画

あの子がにがて…赤さん 画

 
◆「富田さんへのメール」(画:長田結花さん)

自分のミスで負けてしまったソフトバレー大会のあと、キャプテンの富田さんが耳元でささやいた言葉にしばられ続けている美里。モヤモヤを晴らすため、富田さんへ気持ちを伝えようと決心する。

 
◆「羽」(画:早川世詩男さん)

こどものころ、ぼくの言葉には羽が生えていて、ぼくが口を開くとそれは大空へかけのぼっていった。なくしたことすらも忘れていたそれがよみがえったのは……。

「羽」…早川世詩男さん 画

「羽」…早川世詩男さん 画

 
◆「こりす物語」(画:100%ORANGEさん)

自分の見たものを言葉にするのが苦手なこりすは、森にある素敵なものを絵にすることを思いつく。冬眠の準備もせず夢中になって絵をかくうちに、冬がやってきて……。

 
◆「遠いまたたき」(画:植田たてりさん)

大好きなおばあちゃんに言えなかった言葉たちは、どこへ行けばいいんだろう? 後悔の日々を過ごす「わたし」がたどり着いたのは……。

 
◆「風と雨」(画:酒井以さん)

グループの分裂によってひとりになった風香は、無口な瑠雨ちゃんといっしょにいることが多くなる。国語の言葉集めの時間、自分が思いもしない言葉を書いた瑠雨ちゃんの紙を見て、瑠雨ちゃんのことをもっと知りたくなり……。

「風と雨」…酒井以さん 画

「風と雨」…酒井以さん 画

 
◆「あしたのことば」(画:中垣ゆたかさん)

両親の離婚で父親と福岡県へ引っこした裕は、何事にもやる気を感じられずにいた。そんなある日、クラスメイトから聞きなじみのない遊びに誘われて……。

 

著者&イラストレーター プロフィール

 
■森絵都(もり・えと)さん

1968年生まれ。東京都出身。早稲田大学卒業。1990年『リズム』で講談社児童文学新人賞を受賞しデビュー。同作品で椋鳩十児童文学賞を受賞。

1995年『宇宙のみなしご』で野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞ニッポン放送賞、1998年『アーモンド入りチョコレートのワルツ』で路傍の石文学賞、『つきのふね』で野間児童文芸賞、1999年『カラフル』で産経児童出版文化賞、2003年『DIVE!!』で小学館児童出版文化賞、2006年『風に舞いあがるビニールシート』で直木賞、2017年『みかづき』で中央公論文芸賞を受賞、本屋大賞2位。

小説に『ラン』『架空の球を追う』『気分上々』『クラスメイツ』『カザアナ』『できない相談』、ノンフィクションに『おいで、一緒に行こう』など、著書多数。

 
■しらこさん

岐阜県生まれ。大学で建築とデザインの勉強をした後、海外の技法書を読んで風景画と色彩理論を学ぶ。現在は書籍の装画を中心に活動中。

 
■赤(あか)さん

イラストレーター・グラフィックデザイナー。多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。広告を中心に幅広くイラストレーションを提供。第17回『1_WALL』にて審査員奨励を受賞。

 
■長田結花(おさだ・ゆか)さん

1991年山梨県生まれ。東京工芸大学芸術学部卒業。文芸書や児童書の装画、文芸誌の挿絵、雑誌、Webでのイラストレーションなど、多方面で活躍。

 
■早川世詩男(はやかわ・よしお)さん

1973年生まれ。書籍の装画や挿絵で活躍。手がけた作品に、『ペーパープレーン』『昔はおれと同い年だった田中さんとの友情』『星空を届けたい』などがある。

 
■100%ORANGEさん

及川賢治さんと竹内繭子さんのユニットとして、イラストレーション、絵本、漫画、アニメーションなどを発表している。絵本の仕事に『まちがいまちに ようこそ』『ここは』などがある。

 
■植田たてり(うえだ・たてり)さん

東京都生まれ。桑沢デザイン研究所卒業後、フリーランスのイラストレーターとして活動を開始。文芸書や児童書などの装画、挿画で活躍。

 
■酒井以(さかい・さね)さん

大阪府在住。嵯峨美術短期大学卒業。児童書の装画、挿画を中心に活躍。おもな装画の仕事に『かみさまにあいたい』『てのひらに未来』『サード・プレイス』などがある。

 
■中垣ゆたか(なかがき・ゆたか)さん

1977年北九州市生まれ。2005年からイラストレーターとして活動。『ぎょうれつ』『ひらいてびっくり!のりもののりもの』『ともちゃんちのにんじゃねこ』など、絵本も多数。

 
■阿部海太(あべ・かいた)さん

1986年生まれ。東京藝術大学デザイン科卒業後、ドイツ、メキシコに渡る。 帰国後、神話や根源的なイメージをモチーフに作品を発表。絵本に『みち』『みずのこどもたち』『めざめる』などがある。

 

あしたのことば
森絵都 (著)

作家生活30周年を迎える直木賞作家、森絵都が「ことば」をテーマにつむぐ8篇の短編小説集。赤、しらこ 、100%ORANGEなど、8人の人気イラストレーターとの豪華コラボレーションが実現!

 


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