本のページ

SINCE 1991

【訃報】作家・後藤均さんが死去 『写本室(スクリプトリウム)の迷宮』で鮎川哲也賞を受賞

推理作家の後藤均(ごとう・ひとし)さんが11月13日、死去しました。62歳。東京都出身。東京創元社が公式サイト(http://www.tsogen.co.jp/news/2020/11/1998/)で発表しました。

 
後藤均さんは、1958年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業、シカゴ大学経営大学院修了。1980年から2001年まで野村證券、2001年より2006年まで外資系コンサルティング会社「エゴンゼンダーインターナショナル」で勤務ののち、独立。株式会社後藤アソシエイツ・代表取締役。2020年10月より静岡文化芸術大学文化政策学部の非常勤講師。

 
2002年に西洋史を題材にした『写本室(スクリプトリウム)の迷宮』で第12回鮎川哲也賞を受賞し、東京創元社よりデビュー。その他のミステリに『グーテンベルクの黄昏』『ゴルディオンの結び目』。『写本室の迷宮』と『グーテンベルクの黄昏』は英語に翻訳されています。

また、ビジネス書に『世界でふつうに働くために英語力より大切な39のこと』(佐藤豪さんと共著)があります。

 

写本室(スクリプトリウム)の迷宮 (創元推理文庫)
後藤 均 (著)

大学教授にして推理作家の富井に託されたのは、著名な画家・星野が遺した手記だった。―終戦直後のドイツ。星野は迷い込んだ城館で催される推理ゲームに参加したが、現実に殺人事件が起きる!推理合戦の果てに到達した驚愕の解答とは?さらに手記には大いなる秘密が隠されているという。富井は全ての謎を解き、星野の挑戦を退けることが出来るのか?第十二回鮎川哲也賞受賞作。

グーテンベルクの黄昏 (創元クライム・クラブ)
後藤 均 (著)

第二次世界大戦末期のヨーロッパ。ドイツ軍占領下のイギリス領ガーンジー島で、三人の他殺体が発見される。接点のみえない三者の間で一体何が起こったのか?捜査に携わることになった青年画家・星野は、事件関係者が密室で変死を遂げるに及んで、相次ぐ殺人の背後にヒトラーの切り札“ロムルス”の存在があることを知る。星野は“ロムルス”の行方を突き止めるため、崩壊寸前のベルリンに再度潜入を試みるが。鮎川哲也賞受賞作『写本室の迷宮』に続く歴史ミステリの雄編、満を持して登場。

 
【関連】
作家・後藤均先生逝去|お知らせ|東京創元社

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です