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林真理子さん『週刊文春』連載エッセイがギネス世界記録認定! 「同一雑誌におけるエッセイの最多掲載回数」

林真理子さん

林真理子さん

文藝春秋が発行する『週刊文春』において、“時代を映すエッセイ”として1983年8月4日号よりスタートした、林真理子さんの人気連載「夜ふけのなわとび」が、「同一雑誌におけるエッセイの最多掲載回数」(“Most unique essays published in the same magazine by an individual”)としてギネス世界記録に公式認定されました。

 

林真理子さん「夜ふけのなわとび」が「同一雑誌におけるエッセイの最多掲載回数」としてギネス世界記録に認定!

林真理子さんの連載エッセイ「夜ふけのなわとび」は、昨年の8月に1615回を突破し、山口瞳さんの「男性自身」(『週刊新潮』)の連載回数を抜きました。そして、あれから1年、ついに林さんの連載が「同一雑誌におけるエッセイの最多掲載回数」としてギネス世界記録に公式認定されました。

 
連載のタイトルは「今宵ひとりよがり」、「今夜も思い出し笑い」、「マリコの絵日記」と変遷を経て、現在は「夜ふけのなわとび」で、このタイトルになってから約17年。これまで34冊が文庫化され、文庫累計426万部となりました。

 
1669回を迎える10月22日号(15日発売)では、ギネス世界記録を記念して、林真理子さんがグラビアにも登場。山梨県立文学館で開催中の「まるごと林真理子展」で撮影を行っています。

 
【ギネス世界記録 記録詳細】

◎記録名: Most unique essays published in the same magazine by an individual
◎記録数:2020年7月2日時点で1655回。

 

林真理子さんコメント

「私の名前が多くの人に知ってもらえたのはこの『週刊文春』の連載エッセイのおかげです。エッセイのネタがなくて辛いときもありましたが、37年間続けることができてうれしいです。応援してくださった読者の皆さま、支えてくれた編集部に感謝しています。健康に気をつけて、あと20年くらい連載を続けていきたいと思います」

 

林真理子さんプロフィール

「まるごと林真理子展」にて

「まるごと林真理子展」にて

林真理子(はやし・まりこ)さんは、 1954年、山梨県生まれ。日本大学芸術学部卒業後、コピーライターとして活躍。

1982年に刊行された初のエッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』がベストセラーとなる。1983年7月より、『週刊文春』で現在も続くエッセイの連載を開始。1986年「最終便に間に合えば」「京都まで」で直木賞、1995年『白蓮れんれん』で柴田錬三郎賞、1998年『みんなの秘密』で吉川英治文学賞を受賞。2018年、紫綬褒章受章。2020年、日本文藝家協会理事長に女性として初めて選出された。同年、菊池寛賞を受賞

 


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