又吉直樹さん『人間』刊行記念!西加奈子さんをゲストに迎え「人間」を語るトークイベントを開催
又吉直樹さん最新作『人間』(毎日新聞出版)が10月10日に刊行されることを記念して、西加奈子さんをゲストに迎え「人間」を語るトークイベントが10月20日(日)に紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAで開催されます。
『人間』刊行記念トークイベント【又吉直樹×西加奈子「人間であること、人間を書くこと」】 が開催!
又吉直樹さんにとって初の試みとなる新聞小説(「毎日新聞」夕刊連載)として、平成と令和の時代をまたぎながら執筆された『人間』。
過去作『火花』『劇場』では青春のただなかにいる若者たちの夢や挫折が描かれましたが、本作は執筆時の又吉さんと同年齢となる38歳の男が主人公であり、青春のあともなお続く人生の残酷さと仄かな救済が描かれます。
本作の刊行を記念し、又吉さんとも交流が深く、かつ、小説家としてしのぎを削る間柄でもある西加奈子さんを迎えて、トークイベントが開催されます。同イベントでは、「人間であること、人間を書くこと」という、本作『人間』にも深く関わるテーマについてお二人が存分に語り合います。
トークイベント【又吉直樹×西加奈子「人間であること、人間を書くこと」】開催概要
■開催日時:10月20日(日)19:00開演(18:30開場)
■会場:紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
◎住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-2 タカシマヤタイムズスクエア南館 7F)
■料金:3,000円(税別) ※書籍『人間』(10月10日発売)付き
★詳細・チケット販売はこちら:https://www.kinokuniya.co.jp/c/label/20190906100000.html
登壇者プロフィール
■又吉直樹(またよし・なおき)さん
1980年大阪府寝屋川市生まれ。吉本興業所属の芸人。お笑いコンビ「ピース」として活動中。
2015年に本格的な小説デビュー作『火花』で第153回芥川賞を受賞。2017年には二作目となる小説『劇場』を発表。2018年9月より翌年5月にかけ、初の新聞小説となる『人間』を毎日新聞夕刊で連載。
他の著書に『第2図書係補佐』『東京百景』などがある。
■西加奈子(にし・かなこ)さん
1977年イランのテヘラン生まれ。エジプトのカイロ、大阪で育つ。2004年に『あおい』でデビュー。2007年に『通天閣』で織田作之助賞大賞を受賞、2015年には『サラバ!』で直木賞を受賞。
他にも『さくら』『窓の魚』『きいろいゾウ』『うつくしい人』『きりこについて』『炎上する君』『円卓』『漁港の肉子ちゃん』など多数の小説作品がある。
人間 又吉 直樹 (著) 僕達は人間をやるのが下手だ。 38歳の誕生日に届いた、ある騒動の報せ。 「変な話だが、自分が小説を書くことになるなんて想像もしていなかった子供の頃から、この物語の断片を無意識のうちに拾い集めていたような気がする」(又吉直樹) |
【関連】
▼第178回紀伊國屋サザンセミナー 『人間』刊行記念トークイベント 又吉直樹×西加奈子(2019年10月20日) | 本の「今」がわかる 紀伊國屋書店
◆【第4回『小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙』】144,188人のこどもたちが選んだベスト10が決定! | 本のページ
◆【第75回読売文学賞】川上未映子さん、坂元裕二さん、西加奈子さん、澤田直さん、正木ゆう子さん、鈴木晶さんが受賞 | 本のページ
◆ヒコロヒーさん短編恋愛小説集『黙って喋って』が刊行 | 本のページ
◆田丸雅智さん対談番組「コトバノまほう」を書籍化『言語表現の名手20人から学ぶ ことばの魔法』が刊行 | 本のページ