真山仁さんが東京五輪開催の現代を舞台に描く、日米韓が入り乱れるリアルタイムの謀略小説『トリガー』刊行!トークイベントを開催
『ハゲタカ』の著者・真山仁さんの最新小説『トリガー』が、KADOKAWAより刊行されました。
フレデリック・フォーサイスのファンで「謀略小説を書きたくて小説家になりました」と語る著者の真山さんによる、東京五輪開催の現代を舞台に日米韓が入り乱れるスケールの大きさが魅力の、エンターテインメント大作です。
なお、本書の刊行を記念して、9月19日(木)にはジュンク堂書店池袋本店にて、真山仁さんのトークイベントも開催されます。
現代社会の光と影に注目し、常識のウソに鋭く切り込む小説家・真山仁さんが新作『トリガー』に込めた思いとは
「謀略小説を書きたくて、小説家になった。
現代社会は、自分の見たいものだけを見て、勝手に解釈するという陥穽に嵌まっている。
だが、実際の社会は、自分たちに見えていない場所で動く。
「ハゲタカ」シリーズで描いた世界も、根底には同じ目的があった。
今回は、謀略小説という形だからこそ伝えられる現代社会の光と影に真っ向から挑んだ。
私たちが、どんな世界に生きているのかを知ってほしい。」
――真山 仁さん
9月19日(木)ジュンク堂書店池袋本店にて、『トリガー』刊行記念 真山仁トークイベント開催!
■イベント名称:最新刊『トリガー』(KADOKAWA)刊行記念 真山仁トークイベント「面白くて痛快!スパイ小説の源流をたどる旅」
■開催日時:2019年09月19日(木)19:00開演
■開催場所:ジュンク堂書店 池袋本店
★詳細URL:https://honto.jp/store/news/detail_041000036657.html
『トリガー』発売記念「試し読み」企画実施中!
『トリガー』の発売を記念して、8月29日(木)から、全3回「試し読み」企画を実施中です。
★文芸情報サイト「カドブン」
◎サイトURL:https://kadobun.jp/
◎試し読み第1回:https://kadobun.jp/trial/trigger/63fbdpfqk3k0.html
『トリガー』内容紹介
<『トリガー』上巻>
東京五輪で放たれた、一発の銃弾。
凶弾に斃れた選手は、日米韓の安全保障を根幹から揺るがす情報を掴んでいた。
謀略の引き金はひかれた!
2020年7月24日、東京オリンピックがついに開幕した。現役検事ながら馬術競技韓国代表のキム・セリョンは五輪直前、二度も凶漢に襲われ、ある不正に関する極秘捜査をやめるように脅されていた。6月頃には、在日米軍女性将校と北朝鮮の潜伏工作員の変死事件が相次いで発生。三つの事件の裏には、日韓の在日米軍に関するある謀略が蠢いていた――。アジアの安全保障を根底から揺るがすパンドラの箱が、いま開かれた!
<『トリガー』下巻>
米軍が“外注”される日!?
巨額のカネが絡んだ各国の覇権を巡る争いと個人の思惑が複雑に交錯する。
真実を求めて照準は揺れる!?
東京五輪の馬術競技会場で起きた韓国代表キム・セリョン暗殺事件。背後には日米韓を揺るがす極秘情報が存在していた。事件の統括責任者として内閣参与に就いた元内閣情報調査室長の冴木は、北朝鮮の潜伏工作員・和仁と手を組み、真相に迫ろうとしていた。一方、セリョンのSPを務めた巡査部長の藤田は、彼女を守れなかった悔恨の思いを胸に、真犯人と、彼女が遺した“あるデータ”の行方を追っていた。すべてのカードが開かれたとき、世界は予想をはるかに超えた新しい顔を見せる――!
真山仁さん プロフィール
著者の真山仁(まやま・じん)さんは、1962年大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。新聞記者、フリーライターを経て、2004年『ハゲタカ』でデビュー。同シリーズはドラマ化され、大きな話題を呼んだ。
著書に『ハゲタカII』『レッドゾーン』『グリード』『ハーディ』『スパイラル』『マグマ』『プライド』『コラプティオ』『黙示』『そして、星の輝く夜がくる』『売国』『雨に泣いてる』『当確師』『海は見えるか』『バラ色の未来』『標的』『オペレーションZ』『シンドローム』など。
★公式サイト:http://www.mayamajin.jp/
【関連】
▼honto店舗情報 – 【19:00開演】最新刊『トリガー』(KADOKAWA)刊行記念真山仁トークイベント 面白くて痛快!スパイ小説の源流をたどる旅