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直木賞作家・東山彰良さんの自伝的エッセイ集『越境(ユエジン)』が刊行 台湾や日本で過ごした子供時代の回想から、偏愛するテキーラ、そして小説執筆の舞台裏まで

直木賞作家・東山彰良さんの自伝的エッセイ集『越境(ユエジン)』

直木賞作家・東山彰良さんの自伝的エッセイ集『越境(ユエジン)』

直木賞作家・東山彰良さんの自伝的エッセイ集『越境(ユエジン)』が、ホーム社より刊行(発売:集英社)されました。

 

旅とテキーラを愛する小説家による、世界と自分の境界を巡る旅

 
本書『越境(ユエジン)』は、2015年に『流』で直木賞を受賞した東山彰良さんが、2016年から2019年夏にかけて、西日本新聞、日本経済新聞ほか各紙に寄稿したエッセイを集成したものです。

 
台湾と日本の国境を越えて過ごした幼年期の回想や越境による喪失感、アイデンティティをめぐる考察を中心に、偏愛するテキーラ、ケータイを持たない理由、そして、どのように小説を書いているかなど、作家の素顔に触れるエピソードも満載。

巻末には、アメリカ生まれの日本文学者・リービ英雄さんとの対談も収録されています。

 

本書「あとがき」より

(「あとがき」より)

「越境とは「境界線を越える」という意味だろう。それは国境にかぎった話ではない。わたしたちのまわりには、いくつもの境界線がある。初めて小説を書いたとき、わたしはそんな境界線のひとつを踏み越えた。願わくは、このエッセイ集があなたにとって境界線を跨ぎ越すきっかけとなりますように。」

 

本書の目次

曖昧な時代をゆく――序文にかえて

第一章 バナナ人間の悲哀

第二章 みんな祖母に殴られて育った

第三章 わたしはイケてないし、あなたもイケてない

第四章 テキーラ!

第五章 俺たちはなぜ年相応に尊敬されないのか?

第六章 アメリカはビジネスだ

第七章 トーク・イズ・チープ

第八章 作家の幸福

対談 リービ英雄×東山彰良 日本語小説の場所としての「台湾」

あとがき

 

東山彰良さん プロフィール

撮影:坂田智昭

撮影:坂田智昭

著者の東山彰良(ひがしやま・あきら)さんは、1968年9月11日生まれ。台北出身。

2002年『逃亡作法 TURD ON THE RUN』が「このミステリーがすごい!」大賞の銀賞・読者賞を受賞。2009年『路傍』で大藪春彦賞、2015年『流』で直木賞、2016年『罪の終わり』で中央公論文芸賞、2017年『僕が殺した人と僕を殺した人』で織田作之助賞、2018年同作で読売文学賞、渡辺淳一文学賞を受賞。

ラジオ番組『東山彰良 イッツ・オンリー・ロックンロール』(RKBラジオ・毎週月曜夜9時)のパーソナリティを務める。

 

越境
東山 彰良 (著)

 


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