【第35回太宰治賞】東京都在住・阿佐元明さん「色彩」が受賞
筑摩書房と三鷹市は5月7日、第35回太宰治賞の受賞作を発表しました。
第35回太宰治賞が決定!
第35回太宰治賞の選考会が5月7日に三鷹市内で開催され、今回応募のあった1,201篇の中から最終候補に残った4作品について選考が行われました。選考の結果、以下の通り受賞作が決定しました。
■第35回太宰治賞
阿佐元明(あさ・もとあき)さん
「色彩」
受賞者の阿佐元明さんには正賞として記念品が、副賞として賞金100万円が贈られます。贈呈式は、6月17日(月)午後7時より東京・一ッ橋の如水会館にて開催。
選考委員は荒川洋治さん、奥泉光さん、中島京子さん、津村記久子さん。
受賞作品のあらすじ、受賞者のプロフィールなどは、http://www.chikumashobo.co.jp/blog/dazai/ を、
選考委員の選評などは、http://www.city.mitaka.tokyo.jp/c_photo/079/079888.html をご覧ください。
なお、最終候補作品は以下の4作品です。
【最終候補作品】※カッコの中は応募時の住所と年齢です
◎宗近みどりさん「カトレア」(東京都/32)
◎佐佐木陸さん 「ネーム・ユア・トラックス」(東京都/28)
◎阿佐元明さん 「色彩」(東京都/44)
◎櫻善日さん 「纏足美人」(北海道/30)
太宰治賞について
太宰治賞は、筑摩書房と三鷹市が共同主催する公募の新人文学賞です。1964年に筑摩書房が創設し、単独で運営していましたが、1978年の第14回を最後に中断。1998年の太宰治没後50年を機に、筑摩書房と三鷹市による共同主催の形で復活しています。
過去に、吉村昭さん、加賀乙彦さん、金井美恵子さん、秦恒平さん、宮尾登美子さん、宮本輝さん、福本武久さんなど、多くの作家を世に送り出しています。
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