直木賞作家・辻村深月さん書き下ろし長編『小説 映画ドラえもん のび太の月面探査記』刊行! 辻村さんが選んだエピソードを集めた『ドラえもん』コミックスフェアも開催
昨年興行収入53億円を記録した「映画ドラえもん」シリーズの最新作『映画ドラえもん のび太の月面探査記』が、3月1日に公開されますが、本作で脚本を手がけた直木賞作家・辻村深月さんの書き下ろし小説『小説 映画ドラえもん のび太の月面探査記』」が2月7日に刊行されました。
映画ドラえもん最新作の脚本を手掛けた直木賞作家・辻村深月さん、5年ぶりの書き下ろし長編『小説 映画ドラえもん のび太の月面探査記』を発売!
辻村深月さんは、2012年『鍵のない夢を見る』(文藝春秋)で直木賞を受賞、2018年には『かがみの孤城』(ポプラ社)で本屋大賞を受賞している今をときめく人気作家です。
その辻村さんの「ドラえもん」好きはファンの間でも有名で、今回の脚本・小説を手掛ける上で、
「皆さんと同じように、私もドラえもんが大好きです。 小さい頃から、ドラえもんは大人も子どももみんなが好きで当たり前だと 思ってきましたし、それは、大人になった今も変わりません。 誰かにとっての〝初めての小説〟になったら光栄ですし、 大人の皆さんにも、それぞれの読み方で楽しんでいただけたら、とても幸せです」
と、コメントしています。
直木賞作家はどのように「ドラえもん」を描いたのでしょうか?
小説の冒頭部分は特設サイト(https://www.shogakukan.co.jp/pr/tsujimura/)で公開中です。映画を観る前に、小説でも「ドラえもん」をお楽しみください。
【『小説 映画ドラえもん のび太の月面探査記』について】
◎原作:藤子・F・不二雄さん/著:辻村深月さん
◎定価:本体1800円+税
◎出版社:小学館
※ふりがな付きのジュニア文庫版も同時発売!
<あらすじ>
学校で、月にはウサギがいるはずだと発言し、クラスメイトに笑われたのび太。のび太の願いを叶えるため、ドラえもんはひみつ道具「異説クラブメンバーズバッジ」を取り出した。二人が月の世界創りに励んでいるころ、のび太のクラスに、季節外れの謎の転校生がやってきた。
★辻村深月さんインタビュー・試し読み:https://www.shogakukan.co.jp/pr/tsujimura/
著者プロフィール
■藤子・F・不二雄さん
本名は「藤本弘」。1933年12月1日生まれ。富山県高岡市出身。1951年『天使の玉ちゃん』(安孫子素雄さんとの合作)でデビュー。数多くの傑作を発表し、児童漫画の新時代を築く。
代表作『ドラえもん』『オバケのQ太郎(共作)』『パーマン』『キテレツ大百科』『エスパー魔美』『SF・異色短編集』など多数。
■辻村深月さん
1980年生まれ。千葉大学教育学部卒業。2004年『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。
2011年『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞を受賞。2012年『鍵のない夢を見る』で第147回直木三十五賞を受賞。2018年『かがみの孤城』で第15回本屋大賞第1位となる。
著書に、章タイトルをすべて『ドラえもん』のひみつ道具にした『凍りのくじら』などがある。
「辻村深月が選んだこの5冊!コミックスフェア」開催! オリジナル缶バッジプレゼント実施中
小説発売、映画公開を記念して、てんとう虫コミックス『ドラえもん』で対象書店にてキャンペーンがスタート。
『ドラえもん』『ドラえもんプラス』を購入すると1冊につき1個、辻村深月さんが選んだ「ひみつ道具」がデザインされた缶バッジがもらえます。デザインは全5種+シークレット1種。
※缶バッジは数に限りがあります。
★対象書店:https://dora-world.com/contents/841
月面探査機が捉えた白い影が大ニュースに。
のび太はそれを「月のウサギだ! 」と主張するが、みんなから笑われてしまう…。
そこでドラえもんのひみつ道具〈異説クラブメンバーズバッジ〉を使って月の裏側にウサギ王国を作ることに。
そんなある日、のび太のクラスに、なぞの転校生がやってきた。
【関連】
▼小説「映画ドラえもんのび太の月面探査記」辻村深月 | 小学館
▼辻村深月さんが選んだこの5冊!てんとう虫コミックスフェア開催! – ドラえもんチャンネル
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