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辻村深月さん『闇祓(やみはら)』が文庫化 カバーと本文扉は山田章博さん描き下ろし 武蔵野坐令和神社とコラボのスペシャルグッズを受注販売

KADOKAWAは、辻村深月さんのデビュー20周年にあたる記念年に、現代の闇を描いた著者初の本格ホラー作品『闇祓』を文庫化し、角川文庫より刊行しました。文庫解説は朝宮運河さん。

本作品は映画化、コミック化(作画:船戸明里さん)も決定しています。また、文庫化を記念して、武蔵野坐令和神社とコラボしたスペシャルセットの受注販売も行われます。

 

嫉妬、マウント、嘘、嫌味…知らず知らずのうちに「闇」に囲まれているかもしれない――現代の闇を描いたノンストップエンターテインメント!

 
【あらすじ】

「うちのクラスの転校生は何かがおかしい──」

クラスになじめない転校生・要のことを先生に頼まれ親切に接する委員長・澪。しかし、そんな彼女に要は不審な態度で迫る。唐突に「今日、家に行っていい?」と尋ねたり、家の周りに出没したり……。ヤバい行動を繰り返す要に恐怖を覚えた澪は、憧れの先輩・神原に助けを求めるが――。

身近にある名前を持たない悪意が増殖し、迫ってくる。読み始めたら止まらない。驚愕のラストが待ち受ける、一気読みエンタテインメント!

 
なお、本書のカバーイラストは「十二国記」シリーズで知られる山田章博さん描き下ろし。本文の章扉のモノクロイラストも本文庫のために描き下ろしています。

 

武蔵野坐令和神社とコラボ! 体験型のスペシャルセットが登場

『闇祓』を読んで、「現実世界で私の闇も祓ってほしい」と感じた方に向けて、武蔵野坐令和神社とコラボした体験型のスペシャルセットを受注生産で用意。

物語の中で闇を寄せ付けない特別な力を持つ竹をモチーフにした真鍮しおりや、山田章博さんによる文庫装画を使った絵馬、あなたが体験した闇エピソードを書いてお祓いできる便箋、身の穢れを祓える形代など、豪華4点セットとなっています。

 
真鍮しおりや絵馬は、武蔵野坐令和神社でお祓いしたものをお届け。 また返送された便箋や形代は、神職が責任を持ってお祓いと形代流しを行います。

さらに『闇祓』の直筆サイン本が付いたセットも数量限定で用意されています。

 
ここでしか味わえない『闇祓』体験――あなたの闇も祓ってみませんか?

 
【<サイン本付き>セット内容】 販売価格:6,908円(税込)
『闇祓』(文庫)直筆サイン本1冊/闇除け真鍮しおり1個/闇祓絵馬2体/闇エピソード便箋1枚/形代4枚

【通常セット内容】 販売価格:5,940円(税込)
闇除け真鍮しおり1個/闇祓絵馬2体/闇エピソード便箋1枚/形代4枚

辻村深月さんからのメッセージ

辻村深月さんからのメッセージ

 
■予約期間:2024年9月1日(日)23:59まで

■お届け予定日:2024年11月上旬より順次発送予定

★購入はこちらから:https://store.kadokawa.co.jp/shop/e/eti0586/

 
<武蔵野坐令和神社とは>

武蔵野坐令和神社(むさしのにますうるわしきやまとのみやしろ)は、令和2(2020)年にところざわサクラタウンに建立した神社です。主祭神に天照皇大神、相殿神に素盞鳴尊を奉斎しています。

 

著者プロフィール

辻村深月(つじむら・みづき)さんは、1980年生まれ。千葉大学教育学部卒業。2004年『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。

2011年『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞、2012年『鍵のない夢を見る』で第147回直木三十五賞、2018年『かがみの孤城』で第15回本屋大賞を受賞。

『ふちなしのかがみ』『きのうの影踏み』『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』『本日は大安なり』『オーダーメイド殺人クラブ』『噛みあわない会話と、ある過去について』『傲慢と善良』『琥珀の夏』『この夏の星を見る』『凍りのくじら』『ぼくのメジャースプーン』『スロウハイツの神様』『島はぼくらと』『ハケンアニメ!』など著書多数。

 

闇祓 (角川文庫)
辻村 深月 (著)

あいつらが来ると、人が死ぬ。 辻村深月、初の本格ホラーミステリ長編!

転校生の白石要は、少し不思議な青年だった。背は高いが、髪はボサボサでどこを見ているかよくわからない。優等生の澪は、クラスになじめない要に気を遣ってこわごわ話しかけ徐々に距離を縮めるものの、唐突に返ってきた要のリアクションは「今日、家に行っていい?」だった――。この転校生は何かがおかしい。身の危険を感じた澪は憧れの先輩、神原一太に助けを求めるが――。学校で、会社で、団地で、身の周りにいるちょっとおかしな人。みんなの調子を狂わせるような、人の心に悪意を吹き込むような。それはひょっとしたら「闇ハラ=闇ハラスメント」かもしれない。「あの一家」が来ると、みんながおかしくなり、人が死ぬ。だから、闇は「祓わなくては」ならない――。辻村深月が満を持して解き放つ、本格長編ホラーミステリ!

【装丁】鈴木久美
【装画】山田章博

 


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