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『中央公論』がデジタル化 過去の特集記事などを電子書籍に

『中央公論』が電子書籍化されました。といっても、紙媒体をそのままデジタル化するわけではなく、過去の特集などをテーマごとにデジタル化して販売する形式になります。

 
『中央公論』創刊130周年という節目に、「『中央公論』の特集だけを読みたい」「電子端末で安価に気軽に利用したい」という読者の声に応え、電子書籍『中央公論デジタル・ダイジェスト』(中公DD)を創刊。まずは4月25日に第1弾となる6作品を刊行しました。ラインナップは今後、どんどん増えていく予定です。

 

終活 理想の最期を求めて (中央公論 Digital Digest)
超高齢化社会の最期の迎え方とは。上野千鶴子、橋本治、結城康博(淑徳大学教授。社会保障論・社会福祉学)ほか各分野の専門家(弁護士・赤沼康弘、介護・医療ジャーナリスト・長岡美代)の各氏が、今何が必要かを説く。2016年7月に他界した永六輔さんの在宅看護を担当した看護師・村松静子さんと永さんの次女・麻里さんの対談も収録。

 
落語が死んだ日 (中央公論 Digital Digest)
江戸時代から今日に至るまで庶民を笑わせてきた「落語」。この愉快な伝統話芸にも、戦争によって暗い影が差し、いくつかの噺ができない時代があった。“禁演落語”の歴史をひもとく。

 
認知症トラブル 家族の責任 (中央公論 Digital Digest)
年々、認知症の高齢者による事件、事故が増えている。どんなに献身的に介護をしても、24時間、365日、常に監督するのは物理的に不可能だ。責任能力がない家族の介護はどうあるべきなのか。事故を起こさないためには、閉じ込めるしかないのか……

 
「がん死亡」 衝撃の地域格差 (中央公論 Digital Digest)
「がん死亡」全国344の2次医療圏別 全リスト+部位別ワースト30を初公開。
危ないのは、大阪市と東京下町。なぜ、死亡率が高いのか。専門家たちがその真相に迫る。

 
脳卒中死亡 衝撃の地域格差 (中央公論 Digital Digest)
初公開 脳卒中死亡率 全国2次医療圏別全リスト
東北だけじゃない。実は、西多摩、茨城、栃木など関東圏でも死亡率が高い地域があるのだ。
がんと違い、脳卒中はまさに時間との勝負。倒れたとき運び込まれる医療圏の実力であなたの生存率、治癒の度合いが変わる可能性があるのだ。脳卒中の死亡率こそ、2次医療圏別の実力が見事にあぶりだされるといっていい。あなたの地域は大丈夫か……

 
1943年、「最後の箱根駅伝」 (中央公論 Digital Digest)
今日の隆盛の陰で、何があったのか? 戦時下で中止に追い込まれた大会が、なぜ復活を遂げたのか? およそ100年に及ぶ時を刻み、今や正月の「国民的行事」となった箱根駅伝。だが、戦時下で「最後の箱根駅伝」と呼ぶべき大会が催されていた事実は、あまり知られていない。生き証人となった元ランナーたちや関係者への丹念な取材を通じて、戦前最後の昭和18年大会、そして戦後の復活大会の真相に迫る。新たな史実を掘り起こすスポーツノンフィクション。

 


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