小学校卒業まで9年間しゃべらなかった書店主「しゃべらないやましたくん」が自伝的絵本の刊行を記念してトークショーを開催〔12/15〕
岩崎書店は、幼稚園から小学校まで学校で一言もしゃべらなかったという作者の幼少期のエピソードを綴った絵本『やましたくんはしゃべらない』(作:山下賢二さん/絵:中田いくみさん)を11月10日に刊行しました。この刊行を記念して、作者・山下賢二さんのトークショーが開催されます。
「しゃべらないやましたくん」が復活 トークショーは筆談とジェスチャーで!?
絵本『やましたくんはしゃべらない』の刊行を記念して、12月15日(土)に東京・日比谷のHMV&BOOKS HIBIYA COTTAGEにて、作者でホホホ座座長の山下賢二さんとHIBIYA COTTAGE店長・花田奈々子さんによるトークイベントが開催されます。
幼稚園の入園日から小学校卒業式まで、外では一言も声を発さず(家ではしゃべりまくっていた!)、ジェスチャーと筆談のみで9年間生活し続けた子どもが、大人になって、本屋になって、絵本『やましたくんはしゃべらない』(岩崎書店)を出版しました。
その発売を記念して、「しゃべらないやましたくん」が復活。HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGE 店長・花田さんの質問に全部、筆談で、雄弁に答えます。
【トークショー 開催概要】
■日時:2018年12月15日(土)18:00~
■会場:HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGE(SHOP SITE)
◎東京都千代田区有楽町1-2-2 日比谷シャンテ3F
◎TEL:03-5157-1900
■参加費:1,000円 ※イベント当日、レジにてお支払いください。
■参加方法:HIBIYA COTTAGE店頭またはお電話にて、事前に申し込んでください。席に空きがある場合は当日参加も可能です。
■お問合せ・お申込み:HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGE
◎TEL:03-5157-1900(11:00~20:00)
出演者プロフィール
■山下賢二(やました・けんじ)さん
1972年生まれ。京都出身。2004年に「ガケ書房」をオープン。2015年4月1日、「ガケ書房」を移転・改名し「ホホホ座」をオープン。
著書に『ガケ書房の頃』(夏葉社)、編著として『わたしがカフェをはじめた日。』(小学館)などがある。絵本の文章は、本作が初の作品となる。
HIBIYA COTTAGE店長・花田さんの「であすす」(※後述)にも『ラスボス』として登場。
■花田奈々子(はなだ・ななこ)さん
1979年生まれ。東京都出身。書籍と雑貨の店「ヴィレッジヴァンガード」に12年ほど勤めたのち、「二子玉川蔦屋家電」ブックコンシェルジュ、「パン屋の本屋」店長を経て、現在は「HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGE」の店長を務める。
著書に『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』(河出書房新社、略称「であすす」)ほかがある。
ちょっと変、だけど気になる男の子
学校で一度もしゃべったことがない山下君。
作文を発表することになった山下君は、ラジカセに録音した声を流して発表しました。
ちょっと変、だけど気になる男の子のお話。
【出版社からのコメント】
山下賢二さんの自伝的エッセイ『ガケ書房の頃』(夏葉社)。
この本のひとつのエピソードから、絵本『やましたくんはしゃべらない』は生まれました。
本当にしゃべらない子どもだった山下賢二さん。
今回は特別に『ガケ書房の頃』より「初めて人前で話したこと」を公開させていただきました。
この絵本に込められた思いを想像しながら、お読みください。
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◆『やましたくんはしゃべらない』刊行記念!山下賢二さん(ホホホ座)× 島田潤一郎さん(夏葉社)トークショー〔10/20〕 京都のホホホ座にて開催! | 本のページ