『建てる前に知っておきたい 地震に強い家づくり』地震に怯える日々はもうこない!?今後の暮らしの礎となる「左脳型」家づくりとは
幻冬舎メディアコンサルティングより、益田修一さん著『建てる前に知っておきたい 地震に強い家づくり』が刊行されました。
“新耐震基準”を満たした住宅の2割以上が倒壊! 建てる前に知っておきたい、地震に強い家づくりとは
近年、各地で発生する大地震を背景に、住宅の耐震性に対する人々の関心が高まっています。
2000年、阪神・淡路大震災を機に、震度6強~7程度の揺れでも倒壊しない構造基準として“新耐震基準”が制定されましたが、2016年に発生した熊本地震では新耐震基準を満たしていたにも関わらず、たくさんの住宅が倒壊しました。
原因は、間取りやデザインを優先したいがために、新耐震基準を満たすよう、あの手この手で設計してしまうことにありました。つまり、現状の耐震基準ではごまかしが利いてしまうのです。
本書は、耐震基準の実態を明らかにした上で、従来のデザイン・イメージ・ここちよさ優先の「右脳型発想」での家づくりではなく、ロジカルに耐震性能を計算した「左脳型発想」で本当に地震に強い家づくりについてまとめています。
本書の目次
第1章 “新耐震基準”適合住宅の2割以上が倒壊――潰れるリスクにさらされる日本の住宅
第2章 基準を満たした住宅がなぜ潰れてしまうのか――「耐震基準」の穴
第3章 建物だけでなく基礎部分の構造計算が不可欠 大地震で潰れない住宅は「左脳型」の設計で実現する
第4章 完璧な「強さ」と最高の「住み心地」を両立させた家づくり
第5章 大地震で潰れないという安心感が、充実した暮らしの礎になる
益田 修一さん プロフィール
著者の益田修一(ますだ・しゅういち)さんは、株式会社益田建設代表取締役会長。
1977年の会社設立以来、一貫して構造計算と積算の重要性を主張し、自動積算システム「MASIDEA」を開発。精算法によって適切な耐力壁の量や金物の位置などを導き出し、耐震性の高い独自工法を行うことで、地震に強い住まいづくりを実現している。
新耐震基準を満たした多くの住宅が熊本地震で倒壊―ハウスメーカーの「耐震住宅」はアテにならない!?論理・計算・分析に裏付けられた、潰れない家を建てる“左脳型設計”とは。これから家を新築する人必読!