本のページ

SINCE 1991

森絵都さん×人気イラストレーターがコラボ『あしたのことば』が書き下ろし短編を加えて文庫化

『カラフル』『みかづき』などの作品で知られる森絵都さんが2020年に作家生活30周年を迎えるにあたり、8人の人気イラストレーターとの豪華コラボレーションした、『あしたのことば』が文庫化され、新潮文庫より刊行されました。 文庫化にさいしては書き下ろし短編「%」を増補、ことば」をめぐる9つの物語を収録しています。   SNSで「ことば」が凶器になる時代に、「ことば」のやさしさを感じる短編集 […]


矢部太郎さん「手塚治虫文化賞」短編賞受賞作『大家さんと僕』が文庫化 文庫解説は瀬尾まいこさん

芸人・矢部太郎さんの漫画家デビュー作にして、累計135万部を突破、「第22回手塚治虫文化賞」短編賞を受賞したマンガ『大家さんと僕』が文庫化され、新潮文庫より刊行されました。 また、『大家さんと僕』の続編にして感動の完結編『大家さんと僕 これから』は7月下旬に2か月連続文庫化予定です。   矢部太郎さんの大ヒットほっこりマンガ『大家さんと僕』待望の文庫化! NHK大河ドラマ「光る君へ」の乙 […]


アンディ・ウォーホル唯一の著書『ぼくの哲学』が文庫化

稀代のアーティスト、アンディ・ウォーホル唯一の著書『ぼくの哲学』(訳:落石八月月さん)が文庫化され、新潮文庫より刊行されました。時代を作り、時代と寝た天才がすべて語った貴重な一冊です。   ウォーホル、すべてを語る! 2022年の京都京セラ美術館の柿落としとして開催された大規模回顧展の記憶も新しいウォーホルですが、一時代を画したポップアートの代名詞であり、天才の名をほしいままにしたアーテ […]


「創作大賞2023」新潮文庫nex賞受賞作を書籍化!霜月透子さん『祈願成就』が刊行

応募総数33,981件の日本最大級の創作コンテスト「創作大賞2023」(主催:note)で新潮文庫nex賞を受賞した、霜月透子さんの小説が改稿を重ね『祈願成就』として、新潮文庫より刊行されました。   子どもの無邪気な遊びが招いた、最凶のオカルトホラー 新潮文庫nexは、「創作大賞2023」の受賞時の選評にて「先の読めないホラー展開、そしてイヤミス的な味付けもあり、読者を一瞬たりとも飽き […]


望月諒子さん〈美術ミステリー〉『フェルメールの憂鬱』が大幅加筆のうえ文庫化

16万部突破の社会派ミステリー『蟻の棲み家』の著者・望月諒子さんによる美術ミステリー『フェルメールの憂鬱』が新潮文庫より刊行されました。 光の魔術師と称され、今なお多くの人を魅了してやまない画家・フェルメール。そんなフェルメールの作品をめぐる、天才詐欺師、悪徳画商、宗教団体教祖らのだまし合いを描いた同作品が、大幅な加筆作業を経て、文庫化されました。なお、フェルメールの全作品がカラーで掲載されていま […]


新潮文庫が夏目漱石作品全14点を一挙電子書籍化!

新潮社は、『明暗』『三四郎』『それから』など新潮文庫の夏目漱石作品全14点を電子書籍化し、配信を開始しました。   江藤淳さん、柄谷行人さん、石原千秋さんなど豪華な執筆陣による解説・注解・年譜付きで配信 『吾輩は猫である』『こころ』『三四郎』をはじめ、日本文学史に燦然と輝く傑作を数多く著した作家・夏目漱石。新潮社では新潮文庫より刊行されている夏目漱石の作品全14点を電子書籍として配信しま […]


名作「ごんぎつね」の結末が、変えられた!? 本岡類さん『ごんぎつねの夢』が刊行

「ごんぎつね」のラストシーンが、2つあったことをご存じでしょうか。この知られざる史実を巧みに取り込んだ本岡類さんの文庫書下ろしミステリー『ごんぎつねの夢』が新潮文庫より刊行されました。文庫解説は伊与原新さんが担当。   有名童話にまつわる哀しい史実が現代とシンクロする書下ろしミステリー 「ごんぎつね」は教科書にも採用されている名作ですが、本書は、ほのぼのとした童話とは裏腹の衝撃的な事件か […]


美智子さまの心に刻まれた「でんでんむしのかなしみ」を知っていますか? 童話作家・新美南吉『ごんぎつね でんでんむしのかなしみ 新美南吉傑作選』が刊行

童話作家・新美南吉の『ごんぎつね でんでんむしのかなしみ 新美南吉傑作選』が新潮文庫より刊行されました。   淋しさを抱え、それでも生きようとする勇気を描く、名作童話をいま――。 わずか29歳で夭逝した新美南吉は、美智子上皇后の胸に刻まれた「でんでんむしのかなしみ」や「手袋を買いに」など、多くの心優しい童話と詩を残しました。   不遇な幼年時代でしたが、18歳で「ごんぎつね」を […]


「ルポ川崎」磯部涼さん〈悪意が増殖する時代〉を描き出す『令和元年のテロリズム』が刊行

『ルポ川崎』で知られる磯部涼さんの『令和元年のテロリズム』(写真:山谷佑介さん)が、安倍晋三元首相の殺傷現場を追加取材のうえ文庫化され、新潮文庫より刊行されました。   新時代の幕開けに立て続けに起こった事件から浮かび上がってくる現代日本の風景とは 『令和元年のテロリズム』は、令和という輝かしい新時代の幕開けから時をおかず発生した殺人事件の現場を取材し、引きこもりや8050問題、「就職氷 […]


フランツ・カフカ没後100年、文学を変えたカフカの傑作短編をまとめた『決定版カフカ短編集』が刊行

フランツ・カフカの傑作短編をまとめた『決定版カフカ短編集』(編:頭木弘樹さん)が新潮文庫より刊行されました。 遺言で原稿の焼却を頼むほど自作への評価が厳しかったカフカ。しかしその中でも自己評価が高かったといえる15編を厳選しています。   新潮社とカフカ 6月3日に没後100年を迎えるフランツ・カフカ。新潮社はカフカがまだほとんど知られていない1953年から1959年にかけて『カフカ全集 […]