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男が死んだ…女は整形し、過去を捨て、北陸へ逃げた――花房観音さん『果ての海』が文庫化

女が過去を捨て逃亡、北陸で別人生活、眼前には日本海と断崖絶壁……。松本清張『ゼロの焦点』も思い起こさせる、小説家・花房観音さんのサスペンス長編『果ての海』が文庫化され、新潮文庫より刊行されました。整形しすべてを捨ててでも、逃げ続けるその理由は何なのか。”逃げる女”の生き様を描く圧巻の物語です。   松本清張『ゼロの焦点』を彷彿とさせる、”逃げる女”の生き様サスペンス 殺人、愛人、逃亡、整 […]


寺地はるなさん『希望のゆくえ』が文庫化 「最終章」を特別書下ろしで収録

本屋大賞ノミネートの『川のほとりに立つ者は』、河合隼雄物語賞を受賞し中学・高校入試頻出作品としておなじみの『水を縫う』などで注目の著者、寺地はるなさんによる感涙のエール小説『希望のゆくえ』が文庫化され、新潮文庫より刊行されました。   傷を負い、自分を愛せない大人たちへ――本屋大賞ノミネート作家が贈る、感涙のエール小説 弟の希望が放火犯を疑われる女性と共に姿を消し、兄の誠実がそのゆくえを […]


安部公房の死後、フロッピーディスクから見つかった遺作『飛ぶ男』が刊行

新潮社は、安部公房生誕100年に当たる3月を期に、その遺作である『飛ぶ男』を新潮文庫より刊行します。 1994年に刊行された『飛ぶ男』(単行本/新潮社)は安部公房の死後、長年寄り添った真知夫人が原稿に手を入れたバージョンでした。今回の文庫版では、フロッピーディスクに遺されていた元原稿(安部公房全集029に収録されているものと同じ)を底本として、安部公房自身による完全オリジナルバージョンとして刊行し […]


ホレス・マッコイ〈記者ハードボイルド〉の名作『屍衣にポケットはない』が初邦訳

新潮社は、『彼らは廃馬を撃つ』で知られる作家ホレス・マッコイが、ただ一人巨悪に挑む記者の孤闘を描いた幻の記者小説『屍衣にポケットはない』(訳:田口俊樹さん)を新潮文庫より刊行しました。   真実のみを追い求め苦闘する記者魂――ホレス・マッコイが栄光と挫折を描く、記者ハードボイルドの名作が甦る! 『屍衣にポケットはない』は、ヘミングウェイやフォークナーとも並び評される作家ホレス・マッコイが […]


〈母〉は恋をしてはいけないの? 森美樹さん『母親病』が文庫化

2013年に「女による女のためのR-18文学賞」読者賞を受賞し、受賞作を収録した『主婦病』が大きな話題を呼んだ森美樹さんの『母親病』が文庫化され、新潮文庫より刊行されました。   急死した母を、見知らぬ若い男が訪ねてきた――。 母が有毒植物の実によって急死――本書はそんな衝撃的な展開から幕を開けます。   女は、旦那様に一生愛されるのがしあわせなのよ――。そう語っていた専業主婦 […]


ありがとうよりごめんなさいを多く使った――奈良少年刑務所の受刑者たちによる奇跡の詩集『名前で呼ばれたこともなかったから』が刊行

累計76,000部と、詩集として異例の売り上げを果たした、奈良少年刑務所の受刑者たちによる詩集『空が青いから白をえらんだのです』に続く第2弾、寮美千子さん編『名前で呼ばれたこともなかったから』が新潮文庫より刊行されました。   奈良少年刑務所と「社会性涵養プログラム」 少年院とは異なり、強盗・殺人・レイプ・薬物違反などの重い罪を犯した17歳から26歳未満までの男性が服役している奈良少年刑 […]


山舩晃太郎さん〈冒険ノンフィクションエッセイ〉『沈没船博士、海の底で歴史の謎を追う』が文庫化 丸山ゴンザレスさんとの対談を特別収録

1月20日放送の「世界ふしぎ発見! エーゲ海 沈没船ミステリーSP」に登場した、唯一の日本人、山舩晃太郎さんによる冒険ノンフィクションエッセイ『沈没船博士、海の底で歴史の謎を追う』が新潮文庫より刊行されました。 番組に登場したエーゲ海の沈没船も、第4章にしっかり登場 そのほか、なぜか竜骨が見つからないクロアチアの輸送船や、ドブ川で2000年間眠り続けた古代船、正体不明のカリブの “海賊船”など、山 […]


梶よう子さん「新田次郎文学賞」受賞作『広重ぶるう』が文庫化&ドラマ化

梶よう子さんの「第42回新田次郎文学賞」受賞作『広重ぶるう』が文庫化され、新潮文庫より刊行されました。 ゴッホにも影響を与え、北斎と並び日本を代表する絵師、歌川広重。その人生は意外な驚きに満ちています。まったく売れない絵師だった広重が、いかにして〈世界のHIROSHIGE〉になったのか。知られざる生涯を生き生きと描いた作品です。 なお、同作品を原作とするドラマがBSプレミアム4Kにて阿部サダヲさん […]


角田光代さん×青木祐子さん×清水朔さん×友井羊さん×額賀澪さん×織守きょうやさん「美味しい」アンソロジー『今夜は、鍋。』が刊行

史上初(!?)の「鍋」アンソロジー、角田光代さん×青木祐子さん×清水朔さん×友井羊さん×額賀澪さん×織守きょうやさん著『今夜は、鍋。 温かな食卓を囲む7つの物語』が新潮文庫nexより刊行されました。温かくて美味しそうなカバーイラストは、『飯テロ!』のもみじ真魚さんの描き下ろしです。   人気作家による“読む絶品鍋”を召し上がれ! 『今夜は、鍋。』は、角田光代さんや青木祐子さんら人気作家た […]


2023年も「東大・京大で1番読まれた本」は國分功一郎さん『暇と退屈の倫理学』に

國分功一郎さん著『暇と退屈の倫理学』(新潮文庫)が、東大生協本郷・駒場書籍部両店、京大生協ショップルネ書籍コーナー文庫2023年1月~12月実績で1位を獲得しました。昨年(2022年)から2年連続で“東大・京大で1番読まれた本”となりました。2021年1月に新潮文庫より刊行後、部数を伸ばし続け、発行部数は30万部を突破しています。   『暇と退屈の倫理学』とは 『暇と退屈の倫理学』は、気 […]