おぞましい遊戯に耽る男と女(坂口安吾「桜の森の満開の下」)、大怪我を負った夫に堕ちてゆく妻(江戸川乱歩「芋虫」)、幼き兄妹が罪深き愛故に望む裁き(夢野久作「瓶詰地獄」)など、文豪たちによる、良識や想像力を越えた10の怪作品が揃い踏みした『タナトスの蒐集匣-耽美幻想作品集-』が新潮文庫nexより刊行されました。 物語は今、あなたの網膜に焼き付き、忘却を拒む――。 本書は、芥川龍之介、夏 […]
文豪たちによる「殺し」のアンソロジー『文豪たちが書いた 殺しの名作短編集』が彩図社より刊行されました。 文豪が描く究極の心理に迫る! 本書は、収録作すべてにおいて殺人が起こる、「殺し」のアンソロジーです。 作品の特色は、千差万別。 殺人者の残酷な心理を描いた作品、殺人による自責の念に迫る作品、ゾッとするような怪奇的な死を扱った作品、殺しの後味の悪さを描いた作品など、各作 […]
歴史エッセイスト・堀江宏樹さんが文豪100人の性癖やコンプレックスを紹介する『こじらせ文学史 ~文豪たちのコンプレックス~』がABCアークより刊行されました。 挫折が、劣等感が、執着が、「名作」を生んだ! ●職場でいじめられて引きこもりになってしまった【紫式部】 ●美少年すぎて人生が狂った【井伏鱒二】 ●武家社会から脱落し、フェチ小説家になった【曲亭馬琴】 ●血の気が多すぎて「日本初 […]
2023年11月に発表された未発表の創作ファンタジー小説を公募する「日本ファンタジーノベル大賞2024」で大賞を受賞した、宇津木健太郎さん著『猫と罰』が新潮社より刊行されました。 文豪の猫たちの輪廻転生を描いた壮大なるにゃんこファンタジー! 日本ファンタジーノベル大賞2024」の大賞受賞作『猫と罰』は、『吾輩は猫である』でお馴染みの漱石の猫はじめ、文豪たちの愛猫が輪廻を巡る、壮大なる […]
紀伊國屋書店は、「早稲田大学」関連書籍・グッズ等を集めた「WASEDAブックフェア」を同書店新宿本店3Fのアカデミック・ラウンジで開催します。 「WASEDAブックフェア」開催概要 早稲田大学は国際的にも活躍する多くの文豪を育み、輩出してきた歴史があることは広く知られています。 紀伊國屋書店と早稲田大学は、同じ東京都新宿区で半世紀以上にわたり共に歩んできたパートナーであり、近年では学 […]
紀伊國屋書店Kinoppyと光文社古典新訳文庫がコラボレーションした人気読書会がオンラインで3月24日(金)に開催されます。 今回は、ロシアの文豪ドストエフスキー著『未成年』を取り上げ、訳者・亀山郁夫さんが登壇します。聞き手は、光文社古典新訳文庫・創刊編集長の駒井稔さんです。 〈作者自身の“内的自画像”ともいえる、一人の青年が語る「偶然の家族」の物語 ドストエフスキー『未成年』の魅力 […]
文豪・川端康成と谷崎潤一郎が佐藤亮一・新潮社前社長に宛てた書簡17通が発見され、新潮社PR誌『波』5月号に一挙掲載されました。解説は日本近代文学館理事長の中島国彦さん。 「この年末もまた四拾(注・四十万円?)ほどお願ひ出来ましたら助かります 週刊の稿料いただいたばかりですが」(川端)、 「此のところ金子の必要を生じましたので勝手ながらあとの稿料いつもの方法にて静岡銀行熱海支店小生口座へお振込み下さ […]
夏井いつきさん著『夏井いつき、俳句を旅する』が悟空出版より刊行されました。 江戸や明治の知られた名句から、令和を生きる”ちまたの”107句を読み解く鑑賞文集 『夏井いつき、俳句を旅する』は、MBSテレビ制作のテレビ番組「プレバト!!」の俳句コーナーでお馴染みの俳人である夏井いつきさんが四季折々、江戸時代の俳人から現代を生きる市井の俳人による俳句を読み解いた鑑賞文集です。 […]
ヴィレッジヴァンガードでは、昨年好評を博した新潮社の文豪福袋が今年も登場。太宰治、夏目漱石、梶井基次郎など、名だたる文豪の作品をモチーフにした大人気グッズを集めた、オリジナル福袋が発売されました。 様々な作品のカバーデザインや文章などをあしらったデザインで人気の文豪グッズ。それらを詰め合わせたお得な福袋となっています。 内容はTシャツ、マグカップ、キーホルダー、マスキングテープがそれぞれ一点ずつと […]
Amazon オーディブルは、秋の読書週間(10月27日~11月9日)に合わせ、日本文学の巨匠らによる珠玉の22作品を『巨匠たちの特選文学集』として配信開始しました。 小林多喜二の『蟹工船』をはじめ、谷崎潤一郎、芥川龍之介、太宰治、森鷗外、樋口一葉などの作品を含むこれらの作品はポッドキャストにて配信され、オーディブル会員であれば追加料金なしで楽しむことができます。 ★URL:http […]