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つくば市が市立中央図書館にロボットスーツHALを導入 図書館業務の腰部への負荷を低減

「HAL(R) 腰タイプ 作業支援用」 Prof. Sankai, University of Tsukuba / CYBERDYNE Inc.

「HAL(R) 腰タイプ 作業支援用」 Prof. Sankai, University of Tsukuba / CYBERDYNE Inc.

つくば市は、図書館職員の作業負荷低減を目的として、8月よりCYBERDYNE株式会社が開発・製造するロボットスーツ「HAL(R)腰タイプ 作業支援用」を導入しています。

図書館のバックヤードでの作業は大量の書籍等の上げ下ろしなど、力仕事の連続であるため、腰部への負荷を減らすことができる装着型ロボットである「HAL(R)腰タイプ 作業支援用」の効果に期待しています。また、本製品には新たに防塵・防水機能が加わったため、屋外作業となる移動図書館での使用など、様々な場面で活用できます。

移動図書館

移動図書館

書籍運搬作業の様子

書籍運搬作業の様子

なお、本製品の図書館への導入は、全国初の試みとなります。導入期間は、2018年8月1日から2019年3月31日までの8か月間です。

 

「HAL(R) 腰タイプ 作業支援用」製品概要

HAL腰タイプは、脳から神経を通じて筋肉へ送られる信号を微弱な「生体電位信号」としてセンサーが読み取り、腰に装着した機体のモーターを動かすことで、人の動作を補助します。

医学的・解剖学的観点からの解析・シミュレーションに基づき、腰部負荷を低減する機能を実現したウェアラブルロボットです。(CYBERDYNE株式会社ホームページ「HALR腰タイプ作業支援用」より:https://www.cyberdyne.jp/products/Lumbar_LaborSupport.html

 

製品導入の経緯

本製品はつくば市トライアル発注認定制度により導入されました。「HAL腰タイプ 作業支援用」の導入は、消防本部に続き二例目となります。

 
■消防本部への「HAL(R) 腰タイプ 作業支援用」導入の様子

 
つくば市トライアル発注認定制度とは、市内中小企業の販路開拓を支援するため、新規性の高い優れた新製品・サービスを市が優先的に導入する制度です。これまでに、14事業者(15製品・サービス)が認定され、うち8製品・サービスが導入されています。

 
また、中央図書館では、他のトライアル発注認定商品である自動追従運搬ロボット「サウザー」(株式会社Doog)を2018年3月23日より導入しています。

★つくば市ホームページ「つくば市トライアル発注認定制度」:http://www.city.tsukuba.lg.jp/jigyosha/shigoto/sangyo/1001723.html

「中央図書館への「サウザー」((株)Doog)導入の様子」

「中央図書館への「サウザー」((株)Doog)導入の様子」

 


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