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谷口ジローさん『犬を飼う そして…猫を飼う』カラー完全収録の決定版が発売 『名探偵コナン』も推薦!

谷口ジローさん『犬を飼う そして…猫を飼う』カラー完全収録の決定版が発売

谷口ジローさん『犬を飼う そして…猫を飼う』カラー完全収録の決定版が発売

小学館は、『孤独のグルメ』で知られる漫画家・谷口ジローさんが、自らの実体験である愛犬の死…そして猫たちとの暮らしを描いた『犬を飼う そして…猫を飼う』を、初のカラー原稿完全収録、未発表秘蔵写真多数掲載の決定版として、6月29日に刊行しました。

刊行にあたり、青山剛昌さんも『名探偵コナン』の推薦イラストをTwitterで発表しています。

 

谷口ジローさんの名作『犬を飼う』シリーズの決定版が発売!

谷口ジローさんの名作『犬を飼う』シリーズを、カラー原稿完全収録、新編集の決定版として6月29日、小学館が刊行。決定版の刊行にあたり、書名を『犬を飼う そして…猫を飼う』とし、谷口ジローさんが愛犬との暮らしについた書いたエッセイ『サスケとジロー』(全16500字)を収録するほか、今回初公開となる谷口さんが飼われていた犬や猫の写真も多数収録しています。

 
『犬を飼う』は1991年、『ビッグコミック』に発表された、谷口さんの老いた愛犬を看取るまでを克明に描いた作品です。掲載と同時に大反響を呼び、翌年の小学館漫画賞では、史上初となる審査委員特別賞を受賞した名作です。

『犬を飼う』の発表後、続編である『そして…猫を飼う』など、シリーズ3作が描かれ、以後3度の単行本化がなされましたが、いずれも書名は『犬を飼う』で、作中の猫の存在は、なかなか認知されてきませんでした。

小学館は今回、タイトルを『犬を飼う そして…猫を飼う』と、2話目のタイトルまでを書名とすることで、改めて猫に興味がある方々にもこの名作を知ってもらいたいという思いを込めています。
さらにこの機会に、原稿はすべて最新のスキャナーを使用し、新たに製版、カラー原稿はすべて4色印刷で収録することで、決定版として刊行する運びとなりました。

 

谷口ジローさんと同郷の青山剛昌さんが推薦イラストを描き下ろし!

(c)青山剛昌/小学館

(c)青山剛昌/小学館

決定版刊行にあたり、谷口ジローさんと同じく鳥取県出身の青山剛昌さんが、推薦イラストを描き下ろしています。

青山さんは過去に、『孤独のグルメ』と『コナン』、『ゲゲゲの鬼太郎』のコラボ色紙を描いたこともありますが、今回は江戸川コナン君が猫を抱き、後ろで犬が寝ている完全オリジナルイラストとなっています。江戸川コナン公式Twitter( @conan_file )にて公開。

 
なお、本書は他にも著名人の方から多数の推薦コメントやイラストを寄せてもらう予定となっているそうで、本書の公式Twitter( @inu_wo_kau )で随時発表される予定です。

 

担当編集者さんコメント

「フランス政府から勲章が授章されたのを筆頭に、ヨーロッパでは数々の賞を受賞、単行本は世界15か国で発行されている谷口ジロー先生ですが、欧州と比較すると、日本ではまだまだ知られていない作品が多数あります。累計80万部を突破し、TVドラマも放送中の『孤独のグルメ』(原作:久住昌之さん)はあまりにも有名ですが、本作は、犬と猫に触れ合ったことのあるすべての人に読んでいただきたい、知る人ぞ知る名作です。

発表から27年が経ちましたが、作中で描かれている老いた愛犬の看取りや、お子さんがいらっしゃらない夫婦にとってのペットの存在など、そのテーマは全く色褪せておらず、むしろ2018年の今、更に現代的になっているとも思います。谷口先生が遺されたこの名作を、今こそ多くの方に読んでいただきたいという強い思いを持って、今回の本を企画しました。また、今回の本が、『孤独のグルメ』以外の谷口先生の作品に触れていただくきっかけにもなってほしいと思います。」

 

谷口ジローさん プロフィール

谷口ジローさんは、1947年鳥取県出身。1971年ごろ商業誌デビュー。『父の暦』『遥かな町へ』、『事件屋稼業』(関川夏央さんとの共作)、『神々の山嶺』(原作:夢枕獏さん)、『孤独のグルメ』(原作:久住昌之さん)など、幅広いジャンルで作品を発表。

1992年『犬を飼う』で第37回小学館漫画賞審査委員特別賞を受賞したほか、手塚治虫文化賞マンガ大賞や、アングレーム国際漫画祭最優秀脚本賞などを受賞。また、2011年にはフランス政府芸術文化勲章・シュヴァリエが授与されるなど、その作品は世界中で高く評価されている。2017年2月11日没。

 

本書より一部抜粋

(c)パピエ

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(c)パピエ

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犬を飼う そして…猫を飼う (コミックス単行本)
犬と猫を愛するすべての人に

著者の実体験を基に、老いた愛犬の死までを丹念に描いた『犬を飼う』。
そして、愛犬の死後、行き場をなくしてやってきた猫たちとの生活を描いた『そして…猫を飼う』。

本シリーズに加え、谷口氏が犬と猫との生活を描いた珠玉のエッセイ『サスケとジロー』(全16000字超)、谷口氏の後期犬まんがの傑作『百年の系譜』を収録し、1冊丸ごと、犬と猫を題材とした作品集としました。

発表時に大反響を呼び、知る人ぞ知る名作として読み継がれる感動傑作、決定版としてついに登場!!

*本書は『犬を飼うと12の短編』(小学館)収録作品の一部を抜粋し、エッセイを加えて再編集した新装版となります。刊行にあたり、すべての原稿を新たに製版し、カラー画稿はすべて4色印刷にて収録、名作『犬を飼う』シリーズの決定版となります。

 
【関連】
谷口ジロー「犬を飼う猫を飼う」公式(@inu_wo_kau) | Twitter
江戸川コナン(@conan_file) | Twitter

 


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