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【訃報】剛しいらさんが死去 BL小説で活躍

作家の剛しいらさんが4月1日、病気のため死去しました。同人誌サークル「剛しいら組」がWebサイトで発表。

 
剛しいらさんは、1996年、白夜書房のボーイズラブ小説誌『小説イマージュ』に「一枚の遺書」を掲載し、デビュー。ボーイズラブ(BL)小説などを多数発表しています。

「顔のない男」シリーズ、「はめてやるっ!」シリーズ、『帰宅』『座布団』『花扇』『恋愛事件捜査係 担当官は恋愛オンチ』など、200冊を超える作品を刊行。

 

顔のない男 (キャラ文庫)
新人俳優の音彦に、大手映画会社から出演依頼が舞い込んだ。相手役は天才俳優と名高い飛滝。けれど、出演条件は飛滝と同居すること!?映画の設定通り、兄弟として暮らし始めたとたん、“兄”として必要以上に甘やかし、触れてくる飛滝。毎夜“弟”を抱きしめて眠る飛滝に、音彦は不安を募らせる。そしてついに、兄弟の一線を越える夜が訪れて!?バックステージ・セクシャルLOVE。

 
座布団
師匠である落語家・山九亭初助の死を知った山九亭感謝。その胸のうちに、厳しく誇り高い芸人だった師匠への想いが去来する…。

 
恋愛事件捜査係 担当官は恋愛オンチ (富士見L文庫)
元機動隊の新人刑事・上下中。ちょっと変わった名前ながら、熱血肌の彼が配属されたのは、希望していた捜査一課ではなく、知的犯罪を担当する捜査二課だった。しかも、コンビを組む先輩の泉州院雅は、容姿端麗にして頭脳明晰だが、その中身は、人の感情の機微が全くわからないという問題刑事で…。そんな二人が挑むのは、巧妙かつ悪辣な連続結婚詐欺事件。純情でちょっと惚れっぽい上下と、恋愛感情というものが理解できない泉州院の凸凹コンビは、この事件を解決に導けるのか―!?

 
【関連】
剛しいら組

 


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