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【訃報】作家・加藤廣さんが死去 『信長の棺』など

作家の加藤廣(かとう・ひろし)さんが4月7日、東京都内の病院で死去しました。87歳。東京都出身。葬儀・告別式は近親者で行いました。後日お別れの会を実施予定。喪主は妻の玲子さん。

 
加藤廣さんは、1930年生まれ。東京大法学部を卒業後、中小企業金融公庫(現・日本政策金融公庫)に入庫。山一証券経済研究所顧問などを経て、経営コンサルタントとして独立。

ビジネス書はすでに多数出版していましたが、2005年に75歳で発表した『信長の棺』(日本経済新聞出版)で小説家としてデビューし話題に。同作はベストセラーとなり、テレビドラマ化もされました。同作と『秀吉の枷』『明智左馬助の恋』で「本能寺三部作」と呼ばれています。

著書に、『利休の闇』『神君家康の密書』『信長の血脈』『水軍遙かなり』『黄金の日本史』『意にかなう人生』『昭和からの伝言』など

 

信長の棺〈上〉 (文春文庫)
「惟任(光秀)ご謀反」―。安土城で知らせを聞いた太田牛一は、生前の信長の密命に従うべく、5つの木箱とともに西へ向かう。が、佐久間軍に捕えられ能登の小屋に幽閉されてしまう。10カ月後、天下統一を目前に控えた秀吉から伝記執筆を条件に解放された牛一は、天満に小さな隠居所を構え、信長暗殺の謎を追うのだった。

 
昭和からの伝言
右肩上りの時代と羨むなかれ。戦前生れ歴史作家が綴る、郷愁無の昭和回顧録! 僕らは絶望のトンネルをひた走った。出口があることを信じて――。B29の来襲に逃げ惑った少年期、体重32キロで挑んだ大学受験、国の威光を笠に着た役人との耐久レース、中小企業に寄添って歩んだ金融マン時代、組織に呆れ果てての脱サラ……。ノスタルジーに彩られた偽りの昭和史から現代人を解き放つ、覚醒のドキュメント!

 


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