本のページ

SINCE 1991

『冬期限定ボンボンショコラ事件』刊行記念!米澤穂信さんトークイベントを開催

4月末に米澤穂信さんによる〈小市民〉シリーズ4部作の完結巻となる『冬期限定ボンボンショコラ事件』が東京創元社より刊行されました。

本書の刊行を記念して、著者の米澤穂信さんと東京創元社の担当編集者によるトークイベントが6月29日(土)に東京都内で開催されます。

 

「『冬期限定ボンボンショコラ事件』刊行記念 米澤穂信トークイベント」開催概要

 
本イベントの参加には事前の申込みが必要です。なお、応募多数の場合は抽選となります。

 
■イベント内容:〈小市民〉シリーズについてのトーク

■日時:2024年6月29日(土)13:30開場/14:00開演(予定)

■登壇者:米澤穂信さん、東京創元社担当編集者

■場所:都内某所(東京23区内) ※当選者のみに通知

■入場料:2000円
※申込み時にサイン本つきチケット(入場料+書籍代)も選択可能

■定員:約100名
※応募多数の場合は抽選で当選者を決定します

■申込み期限:5月29日(水)12:00
※5月30日(木)18:00 当落発表
※6月上旬 会場詳細、注意事項の案内を当選者のみにメールで通知

★詳細&申込み:https://www.tsogen.co.jp/news/2024/05/5200/

 

著者プロフィール

米澤穂信(よねざわ・ほのぶ)さんは、1978年生まれ、岐阜県出身。2001年『氷菓』で第5回角川学園小説大賞奨励賞(ヤングミステリー&ホラー部門)を受賞してデビュー。青春小説としての魅力と謎解きの面白さを兼ね備えた作風で注目され、『春期限定いちごタルト事件』などの作品で人気作家としての地位を確立する。

2011年『折れた竜骨』で第64回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)、2014年『満願』で第27回山本周五郎賞を受賞。2021年『黒牢城』で第12回山田風太郎賞を受賞、さらに2022年、同作で第166回直木賞第22回本格ミステリ大賞を受賞。

『満願』と2015年刊行の『王とサーカス』はそれぞれ3つの年間ミステリランキングで1位に輝き、史上初の2年連続3冠を達成。さらに『黒牢城』は史上初めて4つの年間ミステリランキングを制覇した。さらに、2023年に刊行された初の警察ミステリー『可燃物』も同年のミステリーランキングで「三冠」を達成した。

ほかの著書に『さよなら妖精』『犬はどこだ』『王とサーカス』『真実の10メートル手前』『追想五断章』『リカーシブル』『本と鍵の季節』『米澤屋書店』などがある。

 

冬期限定ボンボンショコラ事件 (創元推理文庫)
米澤穂信 (著)

【特別書き下ろし作品】
高校生活の終わり。
小市民の時代の終わり。

小鳩君を轢き、密室状況から消え失せた車はどこへ?
シリーズ最大の事件を描き、四部作掉尾を飾る冬の巻!

小市民を志す小鳩君はある日轢き逃げに遭い、病院に搬送された。目を覚ました彼は、朦朧としながら自分が右足の骨を折っていることを聞かされる。翌日、手術後に警察の聴取を受け、昏々と眠る小鳩君の枕元には、同じく小市民を志す小佐内さんからの「犯人をゆるさない」というメッセージが残されていた。小佐内さんは、どうやら犯人捜しをしているらしい……。冬の巻ついに刊行。

装画:片山若子
装幀:岩郷重力+WONDER WORKZ。

<シリーズ第1弾>

春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫)
米澤 穂信 (著)

小鳩君と小佐内さんは、恋愛関係にも依存関係にもないが互恵関係にある高校1年生。きょうも2人は手に手を取って清く慎ましい小市民を目指す。それなのに、2人の前には頻繁に謎が現れる。名探偵面などして目立ちたくないのに、なぜか謎を解く必要に駆られてしまう小鳩君は、果たしてあの小市民の星をつかみとることができるのか? 新鋭が放つライトな探偵物語、文庫書き下ろし。解説=極楽トンボ

 
【関連】
「『冬期限定ボンボンショコラ事件』刊行記念 米澤穂信トークイベント」開催決定!(6月29日)|お知らせ|東京創元社

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です