仲間、誇り、愛する者…全てを奪われた男の復讐が今始まる!冒険小説の新星ライアン・ステックのデビュー作『燎原の死線』が刊行
冒険小説の新星ライアン・ステックさんのデビュー作『燎原の死線』(訳:棚橋志行さん)上下巻が扶桑社より刊行されました。解説は翻訳家の寳村信二さん。
悪の科学者「ウィロー」を追え! 不死身の男マシュー・レッド登場!
全てを奪われた男の壮絶なる戦いを描いた、驚異の新人が贈る圧巻のアクション・スリラー巨編『燎原の死線』が扶桑社ミステリーより発売されました。
【あらすじ】
米国海兵隊特殊部隊に所属するマシュー・レッドは、FBIの要請に応じて、ウィロウと呼ばれる生物兵器専門家の捕獲作戦に参加するべく基地へと向かう。だが、その途上の故障車で遭遇した謎の女に薬を盛られ、意識を失ってしまう。
やむなくレッド抜きで現地へ赴いた小隊は、待伏せに遭って全滅。作戦情報漏洩の廉で憲兵隊に逮捕されたレッドに、非名誉除隊の処分が下る。
釈放後、牧場主の養父JBから携帯に着信があったことに気づいたレッドは故郷モンタナへと急行するが、JBが落馬事故で亡くなったことを知る。だがJBは、療養中で乗馬などできる体調ではなかったのだ。
事故の真相を追うレッドの周辺にウィロウの影が漂い始め、いつしか絶体絶命の窮地に追い詰められていく。
著者プロフィール
■ライアン・ステック(Ryan Steck)さん
作家、書評家。スリラー小説の紹介サイト「The Real Book Spy」の創設者兼編集長。
元海兵隊員マシュー・レッドを主人公とする本書で2022年にデビュー後、すでに続編『Lethal Range』を2023年に発表している。
妻と6人の子どもたちとともに、ミシガン州在住。
■訳:棚橋志行(たなはし・しこう)さん
翻訳家。東京外国語大学外国語学部卒業。訳書に、ミックル『アフター・スティーブ』、マラディ『デンマークに死す』(以上、ハーパーコリンズ・ジャパン)、グレイシー&マグワイア『ヒクソン・グレイシー自伝』(亜紀書房)、カッスラー『ポセイドンの財宝を狙え!』(扶桑社ミステリー)他。
燎原の死線(上) (海外文庫) ライアン・ステック (著), 棚橋 志行 (翻訳) 不死身の男マシュー・レッド登場! 仲間、誇り、愛する者。 米国海兵隊特殊部隊に所属するマシュー・レッドは、FBIの要請に応じて、ウィロウと呼ばれる生物兵器専門家の捕獲作戦に参加するべく基地へと向かうが、その途上で謎の女に薬を盛られて意識を失う。やむなくレッド抜きで現地へ赴いた小隊は、待伏せに遭って全滅。作戦情報漏洩の廉で憲兵隊に逮捕されたレッドに、非名誉除隊の処分が下る。釈放後、牧場主の養父JBから携帯に着信があったことに気づいたレッドは故郷モンタナへと急行するが、JBが落馬事故で亡くなったことを知る……。 |
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