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全米100万部超!水族館のタコと孤独な女性の交流を描くハートウォーミング・ストーリー『親愛なる八本脚の友だち』が刊行

全米で100万部超えのベストセラー、シェルビー・ヴァン・ペルトさんのユーモラスでハートフルなデビュー作『親愛なる八本脚の友だち』(訳:東野さやかさん)が扶桑社ミステリー文庫より刊行されました。

 

夜の水族館の主は高い知能を持つタコだった?!

「タコと友達になった女性のチャーミングで心温まる物語」
──カーカス・レビュウ

「繊細さと優しさに満ちた筆致で、一度喪った愛の再発見を描く素晴らしいデビュー作」
──〈ワシントン・ポスト〉紙

 
【あらすじ】

ぼくはマーセラス。水族館で暮らすミズダコ。
ここにとらわれてからもう1300日近くが経つ。
人間たちは知らない──ぼくも人間たちを観察していて、言葉も理解することを。実は水槽からも抜け出せる。館内の夜散歩は秘密の趣味だ。

ある夜、ひょんなことから徘徊中に窮地に陥ったぼくは清掃員のトーヴァに見つかり……友だちになった。
30年前に息子を喪った孤独な女性、トーヴァとの日々をすごすうち、ぼくは気がつく──彼女の家族にまつわるある真実に。

全米で100万部を突破した心温まるデビュー作。

(解説:大森望さん)

 

著者プロフィール

 
■著者:シェルビー・ヴァン・ペルト(Shelby Van Pelt)さん

太平洋岸北西部で生まれ育ち、現在は夫とふたりの子供とシカゴ郊外に暮らしながら創作活動にいそしむ。2022年に上梓した本書『親愛なる八本脚の友だち』(原題:Remarkably Bright Creatures)でデビュー。ユニークな作風が話題となり全米各紙で称賛を集め、ベストセラー作家の仲間入りを果たした。

 
■翻訳:東野さやか(ひがしの・さやか)さん

上智大学卒業。英米文学翻訳家。訳書にハート『川は静かに流れ』『ラスト・チャイルド』『アイアン・ハウス』『終わりなき道』、クレイヴン『ストーンサークルの殺人』『ブラックサマーの殺人』『キュレーターの殺人』『グレイラットの殺人』 (以上、早川書房)ほか多数

 

親愛なる八本脚の友だち (海外文庫)
シェルビー・ヴァン・ペルト (著), 東野 さやか (翻訳)

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