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【訃報】文芸評論家・井家上隆幸さんが死去 日本推理作家協会賞など

文芸評論家の井家上隆幸(いけがみ・たかゆき)さんが1月15日、肺炎のため死去しました。84歳。岡山県出身。「お別れの儀」を18日午前9時半から東京都品川区西五反田5の30の13、セレモニーホール大成五反田で。喪主は妻の尚子さん。 

 
井家上隆幸さんは、1934年生まれ。岡山大学法文学部を卒業。1958年に三一書房に入社。1972年に退社。その後、「日刊ゲンダイ」の創刊に編集局次長として参画。1974年よりフリーとなり、評論等で活躍します。1983年の「日本冒険作家クラブ」立ち上げ時の発起人の一人。

1992年に『量書狂読1988~1991』で日本冒険小説協会賞評論賞を、2001年に『20世紀冒険小説読本(日本編・海外編)』で日本推理作家協会賞評論その他の部門を受賞。

ほかの著書に、『十勝ワイン共和国 歴史の実験』『本の話何でもあり屋』『またもや量書狂読』など。

 

20世紀冒険小説読本 日本篇
疾風怒濤20世紀。戦争、侵略、革命の世紀を日本の冒険作家はどう描いたか。小説より面白い待望の大著完成。

 


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