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こうの史代さんが新作マンガ「空色心経」を自身のブログで連載開始! 直筆文字が残る生原稿の形での連載

漫画家・こうの史代さんが新作マンガ「空色心経(そらいろしんぎょう)」の連載を開始しました。

本作は般若心経が題材の2色マンガで、新しい試みとしてこうのさん自身のブログにて連載されます。連載完結後は朝日新聞出版でコミック化の予定。書籍化前の状態として下書きの直筆文字が残る生原稿はここでしか読めません。

 

貴重な生原稿公開! 漫画家・こうの史代さんが新作マンガ「空色心経」連載開始!

『ギガタウン 漫符図譜』『ぼおるぺん古事記』『この世界の片隅に』などで人気の漫画家・こうの史代さんの新作マンガは、般若心経を題材とする2色マンガで、現代日本と紀元前のインド、2つの時空が絡み合いながら展開します。

さらに、書籍化前の状態として下書きの直筆文字が残る生原稿の形での連載になることと、こうのさん自身の「ブログ」に掲載されるという新しい試み2点がなされます。

 
連載完結後は株式会社朝日新聞出版でコミック化の予定ですが、生原稿の形ではこのブログでしか見ることができません。また数日ごとに少しずつ更新されていく予定ですので、この作品ができあがっていく過程を目撃できる貴重な機会をリアルタイムで楽しむことができます。

「空色心経」連載ページより

「空色心経」連載ページより

★連載はこちら:https://ameblo.jp/k234-2021
※毎週だいたい火、木、土更新予定。ときどき不定期&変更となる可能性あり。

 
【「空色心経」あらすじ】

スーパーマーケットで働く女性・麻木は病欠から仕事に復帰したばかりだが、どこか所在なさげで……。一方紀元前のインドでは、観自在菩薩が思索を巡らせながら舎利子に語りかける――。

黒色と空色の2つのパートにより、膨大な般若経を300字足らずで簡潔に表したこの経典を著者が解釈し届ける。斬新で、そして心に染み入る、美麗な2色マンガ!

 

著者プロフィール

こうの史代(こうの・ふみよ)さんは、1968年生まれ、広島市出身。1995年「街角花だより」でデビュー。

2004年発表の『夕凪の街 桜の国』でメディア芸術祭マンガ部門大賞、手塚治虫文化賞新生賞を受賞。2007~2009年発表の『この世界の片隅に』でメディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。2012~2013年発表の『ぼおるぺん古事記』(1~3巻)で古事記出版大賞稗田阿礼賞を受賞。2018年発表の『ギガタウン 漫符図譜』で「このマンガがすごい!2019」オンナ編7位にランクイン、2019年に大英博物館で開催の大規模展覧会「Manga マンガ」で本作原画展示のほか会全体の案内役を主人公のみみちゃんが務める。

 
【関連】
こうのの日々

 


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