英国でシリーズ18.6万部突破!サラ・ヤーウッド・ラヴェットさん『カラス殺人事件』が刊行
英国でシリーズ18.6万部突破、Amazon高評価3500件の超絶ミステリ、サラ・ヤーウッド・ラヴェットさん著『カラス殺人事件』(訳:法村里絵さん)が角川文庫より刊行されました。
博士の知識なくして、この謎は解けない。奇怪な殺人事件に美人生物学者ネルが挑む、生き物トリビア満載の超絶ミステリ!
本作は、美人生物学者ネル博士を探偵役とし、英国の田舎町の奇怪な殺人事件に挑む、生き物トリビア満載の超絶ミステリです。
2022年に英国で発売され、すでにシリーズ累計18.6万部を突破し、英国Amazonで3500件以上の高評価を得ている作品です。今、世界中でベストセラーとなっています。
ヒラリー・ウォー作品を手がけ、定評のある訳者・法村里絵さんが翻訳を担当します。また、書評家の大矢博子さんによる解説も掲載されています。
内容は全く先が読めず、展開が早く、驚きがあり、型どおりではないミステリです。
「著者自身が生態学者なのだが、その専門知識の描写が謎解きにかかわってくるくだりは本書の大きな読みどころだ。また人間模様の面白さもある。同僚のアダムといい感じのネルだが、そこへ現れたのが刑事のジェームズ。
ジェームズはネルに一目惚れするが、同時に彼女を疑わなくてはならない。そしていよいよネルが逮捕かとなったとき――ここで「えっ」と声が出てしまうほどの意外な事実がわかる。
人は人をどこで判断するか、という大きなテーマがこの物語には隠されているのだ。コージーにしてサスペンスフル、知的にしてロマンティックな一冊である。」
――大矢博子さん解説より
【あらすじ】
ネル・ワード博士の専門は生態学。断じて殺人ではない。しかし英国の田舎町の荘園領主ソフィ・クロウズが殺され、事態は一変。現場で動植物の調査をしていたネルは第一容疑者になる。ジェームズ刑事からの疑いを晴らすために、同僚のアダムとともに生き物の専門知識を駆使して真犯人に迫るが…。
これは何年も前から仕組まれてきた罠なのか? サスペンスフルでキュートで知的。先が見えない超絶コージーミステリ。
著者プロフィール
■サラ・ヤーウッド・ラヴェットさん
16年間生態学者として動物(および人間)の夜行性を研究した後、殺人に興味を抱くようになった異色のミステリー作家。
動物の研究をするため、イギリス全土および世界中で現地調査している。博士課程では、絶滅したと思われていた動物プランクトンの種(ルビ;しゆ)を再発見し、その記録はロンドンの自然史博物館に保管された。
■訳:法村里絵(のりむら・りえ)さん
1957年生まれ、東京都出身。女子美術短期大学卒業。翻訳者。
主な訳書に、ハイド『ペイ・フォワード』(角川文庫)、ゴールズワージー『林檎の樹』(新潮文庫)、ウォー『生まれながらの犠牲者』(創元推理文庫)などがある。
カラス殺人事件 (角川文庫) サラ・ヤーウッド・ラヴェット (著), 法村 里絵 (翻訳) 博士なくして謎は解けない。英国で18.6万部!先の見えない超絶ミステリ 生物学者ネル。博士の知識なくして、この謎は解けない。 |
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