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「一太郎」生みの親が語る、夫婦で歩んだ山あり谷ありの物語『文字を超える』が刊行

「株式会社MetaMoJi」代表取締役社長・浮川和宣さんの著書『文字を超える 私の履歴書』が日本経済新聞出版より刊行されました。本書は、2022年3月、日本経済新聞社に連載された「私の履歴書」をもとに大幅加筆したものです。

 

大ヒットしたワープロソフト「一太郎」の生みの親が語る、夫婦で歩んだ山あり谷ありの物語

29歳で脱サラして夫婦二人、徳島で創業。大ヒットしたワープロソフト「一太郎」を生み出したジャストシステムは、日本を代表するIT企業に上り詰めました。

その後、ジャストシステムを離れましたが、60歳で再出発。新たに設立したコンピューターソフト会社、MetaMoJi(メタモジ)が開発したタブレット用の手書き入力ソフトは、学校や建設現場などで広く使われています。

2022年3月、日本経済新聞に連載された「私の履歴書」をもとに大幅加筆。夫婦で歩んだ山あり谷ありの物語です。

 

本書「まえがき」より

初子と二人でつくったジャストシステムは『一太郎』という大ヒット商品を生み出した。それまでは手書きが普通だった。コンピューターで日本語の文章をつくる作業を誰でも簡単にできるようにしたことは、私と妻にとって大きな誇りだ。日本人の知的生産性の画期的な向上に私たちなりに貢献できたと考えている。

(中略)

本書では、ジャストシステムで、そしてメタモジで駆け抜けてきた歩みを振り返りたい。

 

本書の目次

第1章 出会い
大工の一族/瀬戸内海/出会い/初子/就職/新婚生活

第2章 起業
妻、エンジニアに/独立/営業研修/徳島で創業/オフコン/パソコン登場

第3章 一太郎誕生
かな漢字変換/展示会で発表/ワープロソフト/一太郎/大ヒット/うれしい悲鳴/本社建設/試練/バグ除去合宿

第4章 挑戦
ワードと開戦/デジタル時代の辞書/インターネットの到来/バケツ型検索/戦略新ソフト/卒業

第5章 再起
再出発/手書きアプリ/「これなら使える」/現場で役立つ/クラスルーム/AIの可能性/藍染め/生涯現役

あとがき/年譜

 

著者プロフィール

浮川和宣(うきがわ・かずのり)さんは、1949年生まれ、愛媛県出身。1973年、愛媛大学工学部電気工学科を卒業、西芝電機に入社。1979年、脱サラして、プログラマーである妻の初子さんとともに夫婦二人、徳島で起業。大ヒットしたワープロソフト「一太郎」を生んだジャストシステムを創業し、日本を代表するIT企業に上り詰める。1981年より社長、2009年より会長に就任。同年、会長を辞任し、夫人とともに新たにコンピューターソフト会社、MetaMoJi(メタモジ)を設立。同社社長に就任。開発したタブレット用の手書き入力ソフトは、学校や建設現場などで広く使われている。

 
<株式会社MetaMoJiについて>

株式会社MetaMoJiでは、先進的なIT技術をベースに、法人向け、個人向けアプリケーションを開発・提供しています。キーボードを前提としたこれまでのPCに比べ、タッチスクリーンと、より洗練されたインターフェースを持つタブレット端末のよさを活かし、PCの設置・利用が困難なさまざまな「現場」でのICTの利用を促進することによって、DXの実現に寄与しています。

★公式サイト:https://www.metamoji.com/

 

 
【関連】
浮川和宣(MetaMoJi社長) 私の履歴書 – 日本経済新聞

 


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