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「浅田弘幸と上條淳士 京都のふたり展」を開催 トークイベント、サイン会も開催

(c) Hiroyuki Asada / SHUEISHA(左)、(c) Atsushi Kamijo(右)

(c) Hiroyuki Asada / SHUEISHA(左)、(c) Atsushi Kamijo(右)

京都 蔦屋書店(京都市下京区 京都髙島屋S.C.[T8]5F・6F)は2023年10月17日(火)~11月18日(土)の期間、漫画家・浅田弘幸さんと上條淳士さんのふたり展「浅田弘幸と上條淳士 京都のふたり展」を開催します。期間中にはトークイベントに加えて、浅田さん、上條さんによるサイン会を別日にそれぞれ行います。

 

「浅田弘幸と上條淳士 京都のふたり展」開催概要

上條淳士さんは、1983年「週刊少年サンデー増刊号」(小学館)に『モップ★ハンター』を発表しデビュー、1985年から同誌に『To-y』を連載、1988年から「ヤングサンデー」(小学館)で『SEX』を掲載するなど、人気作を生み出してきました。今年で画業40周年という節目を迎え、現在は40周年記念展ほか記念企画が進行中です。

 
浅田弘幸さんは、1986年に「月刊少年ジャンプ」(集英社)漫画大賞準入選作品『幽界へ…。』でデビューし、『I’ll~アイル~』『テガミバチ』(集英社)など人気作を生み出しています。画業35周年を迎えた昨年より、代表作『I’ll~アイル~』を新たに『完全版I’ll -アイル-』(小学館クリエイティブ)として刊行中です。

 
常にスタイリッシュな作品を生み出してきた上條淳士さんと、そんな上條さんの作品をリスペクトしてきた浅田弘幸さん。これまで掲載誌も環境も異なる道を歩んできたふたりの作品は、いずれもまったく異なった魅力を放っています。

本展では、それぞれの代表作の漫画原稿の展示と販売のほか、本展のために描き下ろしたイラストや、本展に合わせて制作した冊子の先行販売などを行います。連載時を知るファンは過去の記憶とともに、画集や完全版を読んだ近年のファンもまた、ふたりの作風の新たな一面を発見できる展示となっています。

 

浅田弘幸さん&上條淳士さんからのメッセージ

 
◆浅田弘幸さん

京都には、2011年『I’ll~アイル~』文庫版、2014年『PEZ』、2019年 画集『風花雪月 HIROYUKI ASADA TEZUKA ALBUM』サイン会。2022年『画業35周年記念巡回展』展示やライブドローイング、トークイベント、画業35周年記念図録『The Long Journey’s Diary | A COMIC』 サイン会と、書籍発売の都度に訪れさせていただいています。今年の夏は子供を連れてただ遊びに来ました(笑)。京都大好きです。新たなライフスタイルを提案する蔦屋さんの京都の新店舗のこけら落としで、尊敬する先輩作家の上條さんと一緒に原稿を展示していただけること、とても嬉しく思っています。近年はデジタルで描きデジタルで読める漫画作品も多いのですが、念の込もった僕らのアナログ『漫画原稿』を直にご覧になっていただいて、心を込め、ひたむきにこの手で描いてきた『漫画』というものを皆様に感じていただけたら。そして願わくば、それぞれの作品の物語にも興味を持ってもらえたら幸せです。

(c) Hiroyuki Asada / SHUEISHA

(c) Hiroyuki Asada / SHUEISHA

 
◆上條淳士さん

この度、京都に新しくオープンする蔦屋さんにてこけら落としの展示を仰せつかりました。 わたし自身は大阪や名古屋では開催したことはあるのですが、実は京都での展示は初めてなのでドキドキです。 でも仲の良い浅田弘幸くんが一緒だから心強いです。 おもしろいのは東京をはじめ福岡や仙台でも感じましたが、お会いしたみなさんの反応がちょっとづつ違うんですよね。 京都はどうなんだろう。 デジタルの時代。アナログの漫画原稿、原画から何か感じ取ってもらえるものがあったらうれしいです。 みなさんとお会いできるのを楽しみにしています。 最後に 「選ばれし者の恍惚と不安、二つ我にあり」 という、わたしと浅田くんがすきだった格闘技団体の旗揚げ興行の時に使われた言葉を置いておきます。

(c) Atsushi Kamijo

(c) Atsushi Kamijo

 

「浅田弘幸と上條淳士 京都のふたり展」開催概要

■会期:2023年10月17日(火)~11月18日(土)

■時間:10:00~20:00 ※最終日のみ18時閉場

■会場:京都 蔦屋書店 5階BOOKアートウォール

■主催:京都 蔦屋書店
■協力:space caiman

■入場料:無料

★詳細:https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/36161-1043140927.html

 
<展示販売について>

作品は前期と後期に分けて展示・販売されます。

〔前期作品〕
10月20日(金)10:00~、オンラインストアにて販売開始
10月22日(日)10:00~、店頭での販売も開始(店頭、オンラインでの併売)

〔後期作品〕
11月3日(金祝)10:00~、オンラインストアにて販売開始
11月5日(日)10:00~、店頭での販売も開始(店頭、オンラインでの併売)

※プレセールスにて一部作品の販売予定があるため、会期開始前に販売が終了することがあります。
※展示作品の中には一部、非売作品もあります。
※販売作品は10月17日(火)10:00よりオンラインストアにて確認できます。

 

「ふたり展」開催記念トークイベント&サイン会を開催

「浅田弘幸と上條淳士 京都のふたり展」の開催を記念してトークイベントとサイン会が行われます。

参加条件や申込方法など詳細は京都 蔦屋書店の特集ページ(https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/36161-1043140927.html)をご確認ください。

 
《浅田弘幸さん、上條淳士さんトークイベント》

■日時:2023年10月19日(木) 19:30~21:00(19時開場)

■場所:京都 蔦屋書店 6階シェアラウンジ内イベントスペース

 
《上條淳士さんサイン会》

■日時:2023年11月2日(木) 19:30~21:00(19時開場)

■場所:京都 蔦屋書店 5階BOOKイベントスペース(アート売場内)

 
《浅田弘幸さんサイン会》

■日時:2023年11月10日(金) 19:30~21:00(19時開場)

■場所:京都 蔦屋書店 5階BOOKイベントスペース(アート売場内)

 

アーティストプロフィール

 
■上條淳士(かみじょう・あつし)さん

1963年生まれ、東京都出身。漫画家。1983年「少年サンデー増刊号」に『モップ★ハンター』を発表しデビュー。

1985年から「週刊少年サンデー」で『To-y』を連載。シャープな絵と、独自の鋭いセンスが、多くのファンの支持を受ける。その後も、『SEX』『赤×黒』『8-エイト-』などヒット作を生み出した。

2013年に画集『1983SINCE』、2018年に作品集『東京』を発表。 

TVアニメ「スペース☆ダンディ」にクリエイター参加、小説等挿絵や広告、ミュージシャンやアパレルとのコラボイラストレーションも数多く手掛けている。

 
■浅田弘幸(あさだ・ひろゆき)さん

1968年生まれ、神奈川県出身。漫画家。1986年『幽界へ…』で月刊少年ジャンプ漫画大賞入選。同年「月刊少年ジャンプオリジナル」9月増刊号にて漫画家デビュー。

代表作は『BADだねヨシオくん!』 『眠兎』『蓮華』『I’ll ~アイル~』『PEZ』『テガミバチ』 など。

TVアニメでは「チア男子」キャラクターデザイン原案、「あかねさす少女」コンセプトアート・キャラクター原案、手塚治虫さん原作TVアニメ「どろろ」のキャラクター原案を務め、季刊エスでイラスト連載、イラストレーターとしても活躍中。

画集・図録には『Water』『Shine』『風花雪月 HIROYUKI ASADA TEZUKA ALBUM』『The Long Journey’s Diary | A COMIC』がある。

 
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