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シリーズ累計2900万部突破!劉慈欣さん『三体』実写ドラマ版が日本公開

(C) TENCENT  TECHNOLOGY BEIJING CO., LTD.

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SF界で最も権威のある文学賞のヒューゴー賞をアジア圏で初受賞し、シリーズ累計発行部数が世界で2900万部、国内で85万部を記録した、中国のSF作家・劉慈欣さんのベストセラー小説『三体』が実写化され、中国では配信開始とともに、テンセントビデオで新記録を次々に樹立するなど旋風を巻き起こしました。そして、この度、日本でも2023年10月よりWOWOWにて放送・配信が決定しました。

 

世界的ベストセラー「三体」実写版、日本上陸決定! WOWOWで10月より初放送・配信! 壮大な世界観が今、目の前に――

原作の豊かな想像力と独自の世界観のため、映像化は困難とされてきた『三体』。そんな中、脚本執筆に約4年、撮影に126日間を費やしてついに完成した本作は、原作の世界を見事に映像化し、各方面から多くの賛辞を受けました。

 
配信開始直後にテンセントビデオの“熱度指数”は驚異の2万を突破し、配信初日の新記録を確立。さらに、作品評価の参加者数が過去最高の220万人に達し、“ドラマホットランキング”でも30日連続の1位を獲得するなど、その人気は止まることを知りません。

出演者たちの卓越した演技や、VRゲーム「三体」の世界観、そして軍事作戦の映像は視覚的にも圧巻。原作への忠実度を含め、多くの視聴者から高い評価を受けています。

 
【ストーリー】

2007年、北京オリンピック開催間近の中国。ナノ素材(マテリアル)の研究者・汪淼(ワン・ミャオ)は、突然訪ねてきた警官・史強(シー・チアン)によって正体不明の秘密会議に招集される。そこで世界各地で相次ぐ科学者の自殺、そして知り合いの女性物理学者の死を知らされた汪淼。

一連の自殺の陰に潜む学術組織“科学境界(フロンティア)”への潜入を依頼された彼は、科学境界の“主”を探るべく、史強とともに異星が舞台のVRゲーム「三体」の世界に入るが、そこにはある秘密が…。

 
【キャスト】 ※敬称略

張魯一(チャン・ルーイー)「始皇帝 天下統一」「空海-KU-KAI-美しき王妃の謎」「容疑者Xの献身(中国リメイク版)」
于和偉(ユー・ホーウェイ)「上陽賦~運命の王妃~」「三国志?司馬懿 軍師連盟?」「項羽と劉邦 King’s War」
陳瑾(チェン・ジン)「明蘭~才媛の春~」「唐山大地震 -想い続けた32年-」
王子文(ワン・ズーウェン)「陰陽師: とこしえの夢」
林永健(リン・ヨンジエン)「1950 鋼の第7中隊」
李小冉(リー・シャオラン)「雨のシンフォニー」「慶余年~麒麟児、現る~」

 
【スタッフ】 ※敬称略

監督:楊磊(ヤン・レイ)「九州天空城~星流花の姫と2人の王~」「レジェンド・オブ・パール ナーガの真珠」
脚本:田良良(ティエン・リャンリャン)「終極筆記」、陳晨(チェン・チェン)

 

SF超大作「三体」 WOWOW放送・配信情報

■放送・配信スケジュール
◎第1話~第10話  10月7日(土)8日(日)放送・配信予定(第1話無料放送/期間限定無料配信)
◎第11話~第20話 11月放送・配信予定
◎第21話~第30話 12月放送・配信予定

★番組サイト:https://www.wowow.co.jp/release/006830

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原作小説『三体』について

(C)早川書房

(C)早川書房

原作小説『三体』(早川書房)は、中国で社会現象となったアジア最大級のSF小説。シリーズ累計発行部数が世界で2900万部、国内で85万部を記録。翻訳書として、またアジア圏の作品として初のヒューゴー賞長篇部門に輝いた、現代中国最大のヒット作です。

 
父を文化大革命で亡くし、人類に絶望した中国人エリート女性科学者・葉文潔。彼女が宇宙に向けて秘密裏に発信した電波は、惑星〈三体〉の異星人に届き、地球を揺るがす大災厄を招くことに……!

 
【原作あらすじ】

物理学者の父を文化大革命で惨殺され、人類に絶望した中国人エリート科学者・葉文潔(イエ・ウェンジエ)。失意の日々を過ごす彼女は、ある日、巨大パラボラアンテナを備える謎めいた軍事基地にスカウトされる。そこでは、人類の運命を左右するかもしれないプロジェクトが、極秘裏に進行していた。

数十年後。ナノテク素材の研究者・汪森(ワン・ミャオ)は、ある会議に招集され、世界的な科学者が次々に自殺している事実を告げられる。その陰に見え隠れする学術団体“科学フロンティア”への潜入を引き受けた彼を、科学的にありえない怪現象“ゴースト・カウントダウン”が襲う。そして汪森が入り込む、三つの太陽を持つ異星を舞台にしたVRゲーム「三体」の驚くべき真実とは?

 

著者プロフィール

著者の劉慈欣(リウ・ツーシン)さんは、1963年生まれ、山西省陽泉出身。発電所でエンジニアとして働くかたわら、SF短篇を執筆。

『三体』が2006年から中国のSF雑誌「科幻世界」に連載され、2008年に単行本として刊行されると、人気が爆発。“三体”三部作(『三体』『黒暗森林』『死神永生』)で2900万部以上を売り上げた。中国のみならず世界的にも評価され、2014年にはケン・リュウさん訳の英訳版が行刊。2015年、翻訳書として、またアジア人作家として初めてSF最大の賞であるヒューゴー賞を受賞。また、原作短篇「さまよえる地球」が『流転の地球』として映画化、春節中の中国での興行収入が3億ドル(約330億円)に達したと報じられた。今もっとも注目すべき作家のひとりである。

 

三体
劉 慈欣 (著), 立原 透耶 (監修), 大森 望 (翻訳), 光吉 さくら (翻訳), ワン チャイ (翻訳)

◎本書への賛辞
最新の話題を詰め込みながら、王道そのものの展開。
読み始めたら止まらない。早く続篇の翻訳を!
――東 浩紀(批評家)

驚天動地の人類史網羅SF。
膨大な知識に裏づけされたこの凄まじい想像力は事件だ。
――入江 悠(映画監督)

ぞくぞくする。劉慈欣、素敵な文章を書く人だ。
――小川一水(SF作家)

とにかくスケールがものすごく大きくて、読むのが楽しい。
――バラク・オバマ(第44代アメリカ合衆国大統領)

文化大革命から始まって、みるみるうちに話がどんどん大きくなっていき、ついにはすんごい展開に! これこれ、こういうSFが読みたかったの!
――北原尚彦(作家)

二時間の映画では、『三体』の世界観を表現しきれない。
――ジェームス・キャメロン(映画監督)

本作は、中国で生まれた突然変異ではない。
普遍性と、娯楽性、そして文学性の、
まさに〝三体〟の重力バランスの絶妙なるラグランジュ点でこそ生まれた、奇跡の〝超トンデモSF〟だ。
本作の世界的なヒットは、SFの軌道を変えるだろう。
――小島秀夫(ゲームクリエイター)

何コレ目茶目茶面白い。
古典的なSFのワクワク感と、現代SFのドキドキ感が、小説としての巧みさの下に合体している。
こんなのが三部作で読めるのか、たまらんな。
――佐々木敦(批評家)

A Year of Books(本の紹介コミュニティ)で次に取り上げるのは、劉慈欣の『三体』だ。これは今ハリウッドで映画化も進んでいる、とても人気の中国のSF作品だ。
――マーク・ザッカーバーグ(Facebook創業者)

2000年代最高のSFの一つであることは間違いありません。
ほんと面白いですよ。
――藤井太洋(作家)

『星を継ぐもの』を彷彿とさせる壮大な法螺話。クソおもしれー。
――柳下毅一郎(特殊翻訳家)

一気に読んだ。
これまで各巨匠によって描かれた傑作を凌ぐスケールだ。
――八重洲ブックセンター・山崎厚男社長

「スター・ウォーズ」「アベンジャーズ」に匹敵するスペースサイエンスサーガの幕開け! この宇宙とともに明滅しましょう!
――くまざわ書店ランドマーク店・飯田店長

緊急警報発令! 世界は「三体」にのっとられるのではないか。
――ジュンク堂滋賀草津店・山中真理氏

型破り。破天荒。同じ人間の頭の中から考えだされた世界とは思えません。
――ブクログ・持田泰氏

 
【関連】
「三体」3カ月連続放送! SF超大作「三体」 | WOWOWオンライン

 


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