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『祝宴』温又柔さん講演会「私のなかの〈台湾〉を描く」を開催

よみうりカルチャーは、2022年に刊行された『祝宴』(新潮社)の著者・温又柔さんが同作品を生み出す原動力となった思いを語る講演会「私のなかの〈台湾〉を描く~「祝宴」をめぐって」を8月26日(土)にオンライン&リアル開催します。

 

「私のなかの〈台湾〉を描く~「祝宴」をめぐって」開催概要

『祝宴』は、日本で外国人として育った娘、外省人の祖父、日本・台湾・中国で生きる父――いくつもの境界を抱えた家族を小籠包からたちのぼる湯気で柔らかく包み込む感動長編です。

 
今回の講演会では、「国籍、言語、性の境界とは何か」「家族のかたちとは」など、温又柔さんが、作品を生み出す原動力となった思いを語ります。
※会場、オンラインともに1週間のアーカイブ配信付きの講座です。

 
■開催日時:2023年8月26日(土) 11:00~12:30

■会場:読売新聞東京本社3階「新聞教室」(大手町駅C3出口直結)+ オンライン

■料金
◎会場受講:3,300円
◎オンライン受講:2,750円
※別途、維持費として220円

★詳細&申込み
◎会場受講:https://www.ync.ne.jp/otemachi/kouza/202307-18014008.htm
◎オンライン受講:https://www.ync.ne.jp/otemachi/kouza/202307-18014009.htm

 

講師プロフィール

温又柔(おん・ゆうじゅう)さんは、1980年生まれ。台湾・台北市出身、東京育ち。法政大学国際文化学部卒業、同大学院国際文化専攻修士課程修了。2009年「好去好来歌」ですばる文学賞佳作を受賞し、作家デビュー。

2016年『台湾生まれ 日本語育ち』で日本エッセイストクラブ賞を受賞。2017年「真ん中の子どもたち」で芥川龍之介賞候補。2020年『魯肉飯のさえずり』で第37回織田作之助賞を受賞

著書に『真ん中の子どもたち』『来福の家』(以上、集英社)、『空港時光』(河出書房新社)、『魯肉飯のさえずり』(中央公論新社)、『永遠年軽』(講談社)、木村友祐さんとの往復書簡『私とあなたのあいだ いま、この国で生きるということ』(明石書店)、『祝宴』(新潮社)、編著に『李良枝セレクション』(白水社)など。

 

祝宴
温 又柔 (著)

我最愛的家人。娘を誰よりも理解したい、けれど――。気鋭の新たな代表作。
「私は、彼女のことを、秘密にしたくないの」。長女が同性の恋人の存在を告白したのは、次女の結婚式の夜だった。戸惑う父は、娘にふつうでいて欲しいと願ってしまう――。日本で外国人として育った娘、外省人の祖父、日本、台湾、中国で生きる父。いくつもの境界を抱えた家族を、小籠包からたちのぼる湯気で柔らかく包み込む感動長編。

 
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