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『亡霊の地 GHOST TOWN』刊行記念!著者・陳思宏さん×訳者・三須祐介さんトーク&サイン会を開催

台北駐日経済文化代表処台湾文化センター(台湾文化センター)と紀伊國屋書店は、台湾の新鋭作家・陳思宏さんの著書『亡霊の地 GHOST TOWN』(早川書房)の刊行を記念して、紀伊國屋書店新宿本店にて陳思宏さんと同書の翻訳者・三須祐介さんによるトークイベントを7月30日(日)に開催します。

 

「《台湾文化センター×紀伊國屋書店共同企画》『亡霊の地 GHOST TOWN』(早川書房)刊行記念 陳思宏氏・三須祐介氏トーク&サイン会」開催概要

陳思宏さんの新作『亡霊の地』は台湾の2大文学賞、台湾文学金典年度大賞と金鼎賞文学図書賞を受賞し、英語、ギリシャ語、ポーランド語、タイ語、韓国語、日本語、イタリア語、ベトナム語、フランス語など9つの言語での出版が決まった大ヒット作品です。英訳本は2022年にニューヨーク・タイムズから「最も読みたい本」に選出され、好評を集めました。今、世界でもっとも注目を集める台湾文学作品の一つです。

 
今回のイベントでは陳思宏さんと翻訳を担当した三須祐介さんが、『亡霊の地』や台湾について語り合います。

また、トーク終了後はサイン会も予定されており、対象書籍は当日会場で販売されます。

 
■日時:2023年7月30日(日)14:00~(開場 13:40)

■会場:紀伊國屋書店新宿本店 9階イベントスペース

■参加費:無料

★詳細&申込み:https://store.kinokuniya.co.jp/event/1686901599/

 

登壇者のプロフィール

 
■陳思宏(Kevin Chen)さん

写真提供:Mirror Fiction

写真提供:Mirror Fiction

1976年、台湾の彰化権永靖郷の農家に、9人姉弟の末っ子として生まれる。輔仁大学英文系を卒業後、台湾大学戯劇研究所で演劇学を学び、俳優としても活躍する。2002年、短篇集『指甲長花的世代(未邦訳)』で作家デビュー。精力的に短篇、長篇、エッセイを上梓し、2019年に刊行された『亡霊の地』で台湾文学賞金典年度大賞と金鼎賞文学図書賞を受賞した。2004年からベルリンに在住。

邦訳された他の作品に、『台湾文学ブックカフェ3短篇小説集 プールサイド』所収の短篇「ぺちゃんこな いびつな まっすぐな」(作品社)がある。

 
■三須祐介(みす・ゆうすけ)さん

静岡県出身。立命館大学文学部教員。早稲田大学文学部助手、広島経済大学教員を経て2014年より現職。研究テーマは、近現代中国の演劇と文学。

共着に『旅する日本語:方法としての外地巡礼』(松籟社、2022)など。台湾小説の翻訳には陳思宏さん『亡霊の地』(早川書房)の他に、胡淑雯さん『太陽の血は黒い』(あるむ、2015)、徐嘉澤さん『次の夜明けに』(書肆侃侃房、2020)、台湾文学ブックカフェ3『短篇小説集 プールサイド』(作品社、2022)など。

 

※以下はAmazonへのリンクです。

亡霊の地
陳 思宏 (著), 三須 祐介 (翻訳)

ベルリンで同性の恋人を殺した陳天宏は、刑期を終えて台湾の永靖に戻って来る。折しも中元節を迎えていた故郷では、死者の霊も舞い戻る。天宏の六人の姉と兄、両親や近隣の住民。生者と死者が台湾現代史と共に生の苦悩を語る、台湾文学賞、金鼎賞受賞の長篇。

 
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