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探究学習の第一人者・矢萩邦彦さん〈リベラルアーツ入門書〉『正解のない教室』が刊行

「知窓学舎」塾長で、実践教育ジャーナリストとしても活躍する探究学習の第一人者・矢萩邦彦さんが長年構想をあたためてきた、混迷の時代に道を切り開くための「リベラルアーツ」入門書『自分で考える力を鍛える 正解のない教室』が朝日新聞出版より刊行されました。

 

佐藤優さん推薦! 気鋭の教育者・矢萩邦彦さんが放つ「リベラルアーツ」入門書

先の見えない時代でも幸せに生きるヒントは「自分で考え、自分で選択」できる力を養うこと。そのために必要な学びこそ「リベラルアーツ」であると矢萩さんは解きます。

 
本書ではリベラルアーツを古今東西の偉人34人を含む101のキーワードとともに体系的に解説しています。変化の激しい現代を生き抜くための、あらゆる世代にむけた必読書です。教室にいるような臨場感が味わえる構成で、勉強する意味がわからない学生から将来に不安を抱えるビジネスパーソンまで必読の一冊です。

 
佐藤優さん(作家・元外務省主任分析官)も「教養を身につける方法が分かる優れた作品」と推薦の言葉を寄せています。

 

本書の構成

序章 ぼくたちは何を学べば良いのか?

第一章 ぼくらを探しに ~自分をめぐる冒険

第二章 ちゃんと考えるために ~論理をめぐる冒険

第三章 世界を知るために ~認知をめぐる冒険

第四章 ぼくらの世界と物語 ~言語をめぐる冒険

終章 ぼくたちの物語を描く

 

著者プロフィール

著者の矢萩邦彦(やはぎ・くにひこ)さんは、「知窓学舎」塾長、実践教育ジャーナリスト、多摩大学大学院客員教授、教養の未来研究所所長、株式会社スタディオアフタモード代表取締役CEO。

大手予備校で中学受験の講師として20年勤めた後、2014年「すべての学習に教養と哲学を」をコンセプトに「探究×受験」を実践する統合型学習塾「知窓学舎」を創設。「探究型学習」の先駆者として20,000人を超える生徒を直接指導してきた。現在もプレーイングマネジャーとして現場に立つ。

中学受験を経て、私立の中高一貫校に進学するも、親や先生と価値観が合わずに不登校になり、その頃から読書に没頭する。10年間、年間1000冊の本を読んだ体験から物事すべての基盤にリベラルアーツがあることを感じ、独自に研究するようになる。現在、多摩大学大学院で「実践リベラルアーツ論」を受け持つほか、中学・高校でもリベラルアーツの授業を担当している。
25年以上にわたり、教育やキャリア形成のほか、アート、音楽、ジャーナリズムなどの領域で「パラレルキャリア」として活動。一つの専門分野では得にくい視点と技術の越境統合を探究する「アルスコンビネーター」の称号を、編集工学の提唱者、松岡正剛さんから付与されている。

著書に『子どもが「学びたくなる」育て方』(ダイヤモンド社)、『新装改訂版 中学受験を考えたら読む本』(二見書房)などがある。

 

自分で考える力を鍛える 正解のない教室
矢萩 邦彦 (著)

気鋭のジャーナリスト・教育者、矢萩邦彦が混迷の時代に道を切り開くための「リベラルアーツ」入門書を執筆。小学生から大学生、社会人……。あらゆる世代が「考える楽しさ」を体験したリベラルアーツの授業実践をもとに、世界の構造と自分軸を捉えるリベラルアーツの世界を体感する仕掛けが随所に施された一冊。豊富な脚注もあり。

 


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