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「King Gnu」井口理さん初の単行本『なんでもソーダ割り』が刊行

週刊誌『AERA』の連載を書籍化した、ロックバンド「King Gnu」のボーカル・井口理さんの初となる単行本『なんでもソーダ割り』が朝日新聞出版より刊行されました。

 

井口理さん(King Gnu)、初の単行本『なんでもソーダ割り』が発売! 故郷で撮り下ろしたスペシャルフォトと新たな特別対談も収録

 
これは僕にとって「自分探しの旅」だった。──井口 理さん

 
昨秋、念願だった東京ドーム公演を成功させ、その勢いをますます加速させているロックバンド「King Gnu」。同バンドのボーカル・井口理さんの初となる単行本『なんでもソーダ割り』は、井口さんがどうしても会いたかった14人+1人との、かなり濃いめの対談集です。故郷・長野県伊那市で撮り下ろしたスペシャルフォト、実家で行った母親とのロング対談を新規収録。

 
【対談ゲスト】※収録順・敬称略
01 荒木飛呂彦(漫画家)
02 玉木 宏(俳優)
03 宇垣美里(フリーアナウンサー)
04 細田 守(アニメーション映画監督)
05 もう中学生(お笑い芸人)
06 上出遼平(映像ディレクター・プロデューサー)
07 櫻田 亮(東京藝術大学音楽学部声楽科教授)
08 岡野昭仁(ポルノグラフィティ・ミュージシャン)
09 河村康輔(コラージュアーティスト)
10 行定 勲(映画監督)
11 菅田将暉(俳優)
12 岡村隆史(ナインティナイン・お笑い芸人)
13 わいわい(ゲーム実況者・YouTuber)
14 鈴木敏夫(スタジオジブリ・プロデューサー)

【特別対談】
井口母

【カバー&撮り下ろしフォト】
アートディレクション OSRIN(PERIMETRON)

 

本書より(抜粋)

この本でやってきた対談は、僕にとって「自分探しの旅」だったのだと思う。

僕は長いあいだ、King Gnuの一員として、一人のボーカリストとして、自分に自信が持てなかった。少し先の未来さえもよく見えていなかった。だから、素晴らしい人たちとの対談が何かを掴むきっかけになればと、半ばすがるような思いとともにスタートした。

対談はだいたい月に1度のペースで行われた。時間はいつも120分。一対一のやりとりでは、相手の深いところに触れられる瞬間がある。世代も違えば畑も違う14通りの生き方とその価値観は、まったく異なるところもあれば、似ているところもあった。そんな彼らの言葉に耳を傾けているうちに、目の前のモヤが少しずつ晴れていくのを感じた。

 

著者プロフィール

著者の井口理(いぐち・さとる)さんは、1993年生まれ、長野県伊那市出身。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。唯一無二の世界観を築きあげているバンド“King Gnu”でボーカルとキーボードを担当。

近年は俳優としても映画「劇場」(2020年)、「佐々木、イン、マイマイン」(2020年)、ドラマ「MIU404」(2020年)などに出演。YouTubeドラマ「GOSSIP BOX」(2021年)では主演も務めた。映画初主演「ひとりぼっちじゃない」が2023年3月10日より公開。

2019年4月から約1年間「オールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送)の木曜日パーソナリティを担当。ナレーション業なども含め、活動の幅を広げている。

 

なんでもソーダ割り
井口 理 (著)

 


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