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『撤退戦』齋藤達志さんが「撤退戦」の歴史から戦争の本質に迫るオンライン講座を開講

NHK文化センターは、防衛研究所戦史研究センターの齋藤達志さんが著書『撤退戦-戦史に学ぶ決断の時機と方策』(中央公論新社)をもとに戦争の重要局面を解説するオンライン講座〈「撤退戦」の歴史から戦争の本質に迫る〉を2月28日より開催します。

 

「撤退戦」の歴史から戦争の本質に迫るオンライン講座、全3回でスタート

戦争における重要局面には、出口戦略へとつながる「撤退戦」がありました。
刻々と変わり続ける状況に対応するために、軍統帥機関や現場指揮官はいかなる決断を下したのでしょうか。
かつてないほど、戦争の脅威が高まっている現代において、齋藤達志さんが「撤退戦」を分析し、戦争の終結や講和を含めた本質的事項に迫ります。

齋藤達志さん著『撤退戦-戦史に学ぶ決断の時機と方策』(中央公論新社)

齋藤達志さん著『撤退戦-戦史に学ぶ決断の時機と方策』(中央公論新社)

【カリキュラム】

◇第1回 2/28(火)19:00~20:30 戦争と攻勢の終末における撤退戦(ガダルカナル、キスカ、インパール)
◇第2回 3/28(火)19:00~20:30 防勢の終末における撤退戦(ダンケルク、沖縄、ノモンハン)
◇第3回 4/25(火)19:00~20:30 政治の介入と戦争終結(スターリングラード、ガリポリ、朝鮮戦争)

 

〈「撤退戦」の歴史から戦争の本質に迫る〉開催概要

■講師:防衛研究所戦史研究センター 齋藤 達志さん

■受講形態:オンライン ※各回終了後2週間の見逃し配信つき

■開講期間
◎第1回 2/28(火)19:00~20:30 ※見逃し配信期間:3/3(金)~3/16(木)
◎第2回 3/28(火)19:00~20:30 ※見逃し配信期間:3/31(金)~4/13(木)
◎第3回 4/25(火)19:00~20:30 ※見逃し配信期間:4/28(金)~5/11(木)

■受講料金:NHK文化センター会員・一般(入会不要) 全3回9,900円(税込)

■主催:NHK文化センター仙台教室

★詳細&申込み:https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1267010.html

 

講師プロフィール

齋藤達志(さいとう・たつし)さんは、1964年生まれ。陸自普通科2佐(再任用)、1987年防衛大学校卒業、2010年早稲田大学大学院社会科学研究科修了(学術修士)。専門は近代日本軍事史、戦略・作戦・戦闘、戦史研究、陸軍大学校、旧軍の公文書管理など論文多数。

「西南戦争にみる日本陸軍統帥機関の成立過程とその苦悩」(『軍事史学』第52巻第3号〔2016年12月〕)で2017年に軍事史学会「阿南・高橋学術奨励賞」を受賞。ロバート・レッキー『南太平洋戦記 – ガダルカナルからペリリューヘ』(中央公論新社、2014年)の解説を務めた。

 

撤退戦-戦史に学ぶ決断の時機と方策
齋藤 達志 (著)

ガリポリ(WWⅠ)、ダンケルク(WWⅡ)、スターリングラード(WWⅡ)、ガダルカナル、インパール、キスカなどおいて、政府、軍統帥機関、現場指揮官が下した決断と背景との因果関係・結果を分析、窮地から脱するための善後策を探る

 
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