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【吉田秀和賞】平芳幸浩さん『マルセル・デュシャンとアメリカ―戦後アメリカ美術の進展とデュシャン受容の変遷―』が受賞

吉田秀和芸術振興基金は11月22日、優れた芸術評論に対して贈られる第27回吉田秀和賞の受賞作品を発表しました。

 

第27回吉田秀和賞の結果について

第27回吉田秀和賞は、京都工芸繊維大学・准教授の平芳幸浩さんの『マルセル・デュシャンとアメリカ―戦後アメリカ美術の進展とデュシャン受容の変遷―』(ナカニシヤ出版)に決定しました。

審査委員は、磯崎新さん(建築家)、片山杜秀さん(評論家・慶應義塾大学法学部教授)。

※審査員選評は、http://www.arttowermito.or.jp/dir_download/shinnsain_senpyou27.pdf (PDF)をご覧ください。

 
なお、贈呈式は12月17日、水戸市の水戸芸術館で開催されます。

 

吉田秀和賞について

吉田秀和賞は、水戸芸術館開設を記念して、音楽を中心に芸術評論に多大な功績のあった吉田秀和さんの名を冠し1990年に創設された文化賞です。芸術文化を振興することを目的として、優れた芸術評論を顕彰。

吉田秀和芸術振興基金が主催し、受賞者には正賞として表彰状が、副賞として200万円が贈られます。

 

マルセル・デュシャンとアメリカ: 戦後アメリカ美術の進展とデュシャン受容の変遷
1950‐70年代アメリカ、新芸術の旗手たちは、デュシャン/レディメイドに何を見、何を望んだか?ネオ・ダダ、フルクサス、ポップ・アート、コンセプチュアル・アート…それぞれの視線/言説の先にデュシャンを捉える。

 
【関連】
水戸芸術館|吉田秀和賞について|概要

 


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