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相場英雄さん「震える牛」シリーズ初のスピンオフ『覇王の轍』が刊行

相場英雄さん著『覇王の轍』

相場英雄さん著『覇王の轍』

相場英雄さんの「震える牛」シリーズ初のスピンオフ『覇王の轍』が小学館より刊行されました。

 

元厚生労働事務次官・村木厚子さんが推薦! 女性警察キャリアが鉄道行政の闇に分け入る、相場英雄さんの「震える牛」シリーズ初のスピンオフ『覇王の轍』

 
【あらすじ】

鉄路の下に巨悪は眠る。

警察キャリアの樫山順子は、北海道警捜査二課長に突如、着任することになった。歓楽街ススキノで起きた国交省技官の転落事故と道内の病院を舞台とした贈収賄事件を並行して捜査するなか、「独立王国」とも称される道警の慣習に戸惑う。

両事件の背景に、この国の鉄道行政の闇が広がっていることも知り……大ベストセラー『震える牛』で食品偽装を、NHKでドラマ化の『ガラパゴス』で非正規労働の闇を暴いた筆者が、ついに鉄道行政のタブーに踏み込んだ!

 
★【新刊エッセイ】文芸ウェブメディア「小説丸」に本作への思いを著者自ら綴っています。
https://shosetsu-maru.com/yomimono/essay/haounowadachi

 
<村木厚子さん(元厚生労働事務次官)推薦コメント>

貴方に追体験してほしい。
彼女が組織で生き延びるための苦悩、真実を貫くためのあがきを。

 

著者プロフィール

撮影/国府田利光

撮影/国府田利光

著者の相場英雄(あいば・ひでお)さんは、1967年生まれ、新潟県出身。1989年に時事通信社に入社。2005年『デフォルト 債務不履行』で第2回ダイヤモンド経済小説大賞を受賞しデビュー。

主な著書に『血の轍』『ナンバー』『不発弾』『トップリーグ』『Exit イグジット』『マンモスの抜け殻』など。本作『覇王の轍』は、『震える牛』『ガラパゴス』『アンダークラス 』と続く〈田川信一シリーズ〉のスピンオフである。

 

覇王の轍
相場 英雄 (著)

【編集担当からのおすすめ情報】
主人公の樫山順子は、「震える牛」シリーズ最新作の『アンダークラス』で田川信一とバディを組んだキャリア警察官です。「震える牛」シリーズのスピンオフとも呼べる本作にあたり、筆者は北海道取材も敢行しました。新聞記者出身の筆者ならではのリアリティは、読者を「これは本当に小説なのか!」と戸惑わせること必至です。

装丁:鈴木成一デザイン室
装画:太田侑子

 
【関連】
相場英雄『覇王の轍』 | 小説丸

 


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