漫画家・魔夜峰央さんが初の絵本『けい君とぼく』を描きおろし! 子どもの純真な視点から問いかける大切な思いとは
少女漫画家・魔夜峰央さんが、初の絵本『けい君とぼく』をみらいパブリッシングより2月14日に刊行します。
魔夜峰央さんが問いかける「いろんな、大切な思い」とは?
愛しい思い、切実な思いを、あくまでも自由に、あくまでも生き生きと描き切った異色の描きおろし絵本が刊行されます。
本書は絵とテキストのみで表現する絵本という形式の原点に戻り、さまざまなタブーを軽やかに、楽しく乗り越えていきます。
作者は少女漫画界に異彩を放つ巨匠、魔夜峰央さん。代表作『パタリロ!』の単行本は100巻を超え、現在少女漫画最長記録を更新中です。加藤諒さん主演にて2019年に実写映画も公開予定。
また昨年よりブレイクした『翔んで埼玉』は現時点で発行部数は68万部を超え、今年2月22日にGACKTさん、二階堂ふみさんのダブル主演で東映系にて公開されるなど、魔夜峰央ブームが発火寸前の状態にあります。
本書の内容は性の多様性、それに対する教育の現場の問題……といった様々な今日的テーマをはらんではいますが、その表現はエンターティンメントに徹した楽しい作品です。
……なお、多忙の中で執筆した作者自身は「BL漫画の先駆者が、BL絵本の先駆になる!」と張り切っているとのことです。
<内容紹介>
◆「けい君」はサッカーがうまくて、とてもやさしい。でも、けい君はぼくだけでなくて、みんなにやさしい。なんでぼくだけじゃないんだ!! ぼくが女の子なら!?……そしてそんなぼくを見守っている両親は!? 園長先生は!?
◆『愛しい気持ちがなによりもたいせつ』……このかけがえのない思いに、本書は寄り添います。寄り添いつづけることで、子どもたちに幸せがまいおります………でも…しかし!?
◆『みき君』、「けい君」……登場人物たちは、かわいく、色っぽく、小憎らしく、楽しく、そして輝いています。たいせつな思いを心に、生き生きと輝いています。本書は、この輝きこそがたいせつなのだと、楽しく語りかけます。
◆魔夜峰央さんは、初めて、あえて、絵本という形を借りることで、この大事な問いを投げかけます。楽しく、軽やかに、でも力強く!
魔夜峰央さん プロフィール
魔夜峰央(まや・みねお)さんは、新潟県出身、横浜在住。1973年「見知らぬ訪問者」(集英社『デラックスマーガレット』)にてデビュー。
1973年『パタリロ!』(白泉社『花とゆめ』)連載開始。この作品はフジテレビにてアニメ化、東映で劇場公開、舞台化されるとともに、『パタリロ西遊記!』などのスピンオフ作品を生み出す。単行本は100冊を超えて、少女漫画随一の長編漫画となり現在も連載継続中。
2015年『跳んで埼玉』(宝島社)が累計68万部を超える売り上げを記録し、2019年2月22日東映にて実写版公開予定。また、実写版『パタリロ!』も公開予定。
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