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斜線堂有紀さん新作短編「枯れ木の花は燃えるか」を全文無料公開&新刊『君の地球が平らになりますように』読書感想キャンペーン開催

斜線堂有紀さん著『君の地球が平らになりますように』(集英社)

斜線堂有紀さん著『君の地球が平らになりますように』(集英社)

集英社はメディアプラットフォーム「note」にて、斜線堂有紀さんによる新作恋愛短編小説「枯れ木の花は燃えるか」の全文無料公開をスタートしました。
また、2022年12月に刊行した『君の地球が平らになりますように』の読書感想キャンペーンも実施中です。

 

無料で読める!斜線堂有紀さんの新作短編小説「枯れ木の花は燃えるか」公開

斜線堂有紀さんは、ミステリ、SF、恋愛の小説執筆、また漫画原作やアニメーションの脚本を担当するなど多彩な活躍で注目を集める小説家です。デビュー作『キネマ探偵カレイドミステリー』以来、旺盛な執筆活動を展開、『恋に至る病』のヒット、『楽園とは探偵の不在なり』が第21回本格ミステリ大賞の候補となったことが話題になり、2021年には初の恋愛小説集『愛じゃないならこれは何』を集英社から刊行。同書は「2021年下半期ほんタメ文学賞 大賞」を受賞し、称賛の声が多く集まりました。

 
2022年12月刊行の恋愛小説集『君の地球が平らになりますように』も大きな反響を呼んでいます。今回無料公開された短編「枯れ木の花は燃えるか」は、同書に登場する地下アイドルグループ「東京グレーテル」のメンバーを主役にしたスピンオフエピソードで、令和を生きる女性が立ち向かう、過酷な恋愛を描いた著者渾身の一作です。

 
<新作短編「枯れ木の花は燃えるか」内容紹介>

香椎希美は、地下アイドルグループ「東京グレーテル」の3期生。イメージカラーは白で、清楚なキャラで売っている。

彼女がつきあっているのはメンズ地下アイドルグループ「帝都ヘンゼル」の民生ルイ。女癖が悪いのは知っていたが、結婚しようと言われてその気になっていた。しかし民生がファン相手に浮気したのがネットで炎上しているのを見て希美は決意する。民生をもっと燃やすために、浮気相手の女たちを呼び出して会うことを……。

 
★斜線堂有紀さん新作短編「枯れ木の花は燃えるか」全文無料公開ページURL:https://note.com/notes/nb5facef40fd6/

 

『君の地球が平らになりますように』読書感想キャンペーン、実施中!

集英社では『君の地球が平らになりますように』の読書感想キャンペーンを実施中です。感想には斜線堂有紀さんがすべて目を通し、選んだ10名にサイン色紙をプレゼントします。

 
応募要項等は、無料公開中の新作短編「枯れ木の花は燃えるか」が掲載されているnoteアカウントをご確認ください。

 
★「枯れ木の花は燃えるか」noteアカウント:https://note.com/notes/nb5facef40fd6/

 
<『君の地球が平らになりますように』 所収5作品の内容紹介>

◆「君の地球が平らになりますように」
地味で冴えない女子大生・小町は、同じサークルの東が好きだった。けれど人気者の東は、小町には到底手が届かない存在。そして数年が経ち、再会した東は変わり果てていた。いわゆる「陰謀論」にどっぷり浸かった彼は、周囲から孤立していたのだ。小町は思う。今なら東と付き合えるかも?

 
◆「転ばぬ先の獣道」
トラと月子は、学生時代からのカップル。トラはいつも誰かに頼られて、周囲には人が絶えない。彼と付き合っている月子はそれが自慢だった。でも、一緒に棲んで何年たっても、二人に結婚の話はない。このまま結婚出来ないことを危惧した月子は、マッチングアプリを使って<保険の男>を探すことに……。

 
◆「『彼女と握手する』なら無料」
地下アイドルグループ「東京グレーテル」の黒藤えいらと握手するなら3000円。時間は大体10秒。3倍出してくれるなら30秒。ファンはえいらと触れ合うために、お金を払って並んでくれる。来てくれるファンたちのことを、その瞬間だけえいらは好きになる……。そんなえいらが彼氏を作ったのは、25歳の時、アイドルとしてピークを迎えた頃だった。

 
◆「大団円の前に死ぬ」
仁愛は、担当ホストと結婚するのが夢だ。そのために、風俗で必死に稼いだお金を、何百万円もシャンパンに代えてきた。しかしある日、自分の担当にいきなり200万円の酒をいれる女が現れた。仁愛の生き別れの姉だ。その日を境に、姉妹同士による歌舞伎町での血で血を洗う戦いがはじまった。

 
◆「平らな地球でキスは出来ない」
三輪桃華は東壱船と別れることになった。発端は、桃華がかかった原因不明の病気。桃華のために病気を治すべく奮闘する東は、いつの間にか荒唐無稽な疑似科学療法にのめりこんでいったのだ……。表題作の人物たちを別側面から描いた書き下ろし。

 

著者プロフィール

著者の斜線堂有紀(しゃせんどう・ゆうき)さんは、秋田県出身。2016年『キネマ探偵カレイドミステリー』で第23回電撃小説大賞《メディアワークス文庫賞》を受賞し、同作でデビュー。

『コール・ミー・バイ・ノーネーム』『恋に至る病』『楽園とは探偵の不在なり』『廃遊園地の殺人』『愛じゃないならこれは何』『君の地球が平らになりますように』など著書多数。

 

君の地球が平らになりますように
斜線堂 有紀 (著)

令和最注目の小説家・斜線堂有紀が描く、5つの地獄の恋路。『愛じゃないならこれは何』に続く、恋愛小説集、ウェブ掲載の4編に加え、書き下ろしを加え書籍化!!

 
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