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【訃報】歌人の岩田正さんが死去 歌誌「かりん」を創刊

歌人で短歌評論家の岩田正(いわた・ただし)さんが11月3日、心不全のため死去しました。93歳。葬儀は近親者のみで行い、後日「しのぶ会」を開く予定。喪主は妻で歌人の馬場あき子さん。

 
岩田正さんは、1924年(大正13年)生まれ。東京都出身。早稲田大学国文科卒。窪田空穂(くぼた・うつぼ)、窪田章一郎に師事。1946年、歌誌「まひる野」創刊に参加。1978年、馬場あき子さんと歌誌「かりん」を創刊。1930年代から短歌評論でも活躍。1940年代中頃より短歌評論に専念していましたが19990年代に入り、実作に復帰。

1974年に第1回「短歌」愛読者賞、2000年に『和韻』で第28回日本歌人クラブ賞、2006年に『泡も一途』で第40回迢空賞、2011年に『岩田正全歌集』で第34回現代短歌大賞を受賞。

著書に『抵抗的無抵抗の系譜』『土俗の思想』『現代短歌愛のうた60人』など。

 

泡も一途―岩田正歌集 (角川短歌叢書)
等身大からの視線で世の中の事どもを見すえ、熱く詠う、珠玉の第七歌集。
<フィルムを回せばありありとひろしまの惨未来ともなる>。戦争の足音に拳を振り上げ、来し方を思い、老いた身の内に青春を感じる。”見て、見て、見尽くす”を信条とする歌人の自在さが光る。角川短歌叢書。

 
現代短歌愛のうた60人
短歌を分析しながら男と女の心理を読み解く、画期的な1冊。

北原白秋と斎藤茂吉、馬場あき子と河野愛子、福島泰樹と高野公彦、俵万智と米川千嘉子など、2人の愛の歌を対比させることによって浮かびあがるものは…。

 


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