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池田邦彦さん〈仮想戦後活劇〉『国境のエミーリャ』第7巻&人気ポップ・グループ「TWEEDEES」コラボソング「ルーフトップ・ラプソディ」が同時発売

池田邦彦さん〈仮想戦後活劇〉『国境のエミーリャ』第7巻&人気ポップ・グループ「TWEEDEES」コラボソング「ルーフトップ・ラプソディ」が同時発売

池田邦彦さん〈仮想戦後活劇〉『国境のエミーリャ』第7巻&人気ポップ・グループ「TWEEDEES」コラボソング「ルーフトップ・ラプソディ」が同時発売

池田邦彦さんによる仮想戦後活劇『国境のエミーリャ』(監修協力:津久田重吾さん/小学館)の最新単行本第7巻と、人気ポップ・グループTWEEDEESが同作品とコラボレーションしたニューシングル「ルーフトップ・ラプソディ」(作曲・編曲:沖井礼二さん、作詞:清浦夏実さん)が9月12日に発売&リリースされました。

 

コラボ第3弾! シングルのジャケットには『国境のエミーリャ』著者・池田邦彦さんのイラストを使用

『国境のエミーリャ』とTWEEDEESによるコラボレーションは、2021年9月にリリースされた「境界線上に吹く風e.p.」と、2021年12月にリリースされたミニアルバム「国境のエミーリャ」に続き、これで3度目。

 
今回のニューシングル「ルーフトップ・ラプソディ」は、2022年1月にTWEEDEESがSNS上で実施した【ミニアルバム「国境のエミーリャ」を聴きながら語る会・通称「芋煮会」】に池田邦彦さんが寄せたイラストからインスピレーションを受けて制作されました。当該イラストは「ルーフトップ・ラプソディ」のジャケットに使用されています。

 
なお、『国境のエミーリャ』7巻の巻末には作者・池田邦彦さんと監修協力・津久田重吾さん、TWEEDEESの沖井礼二さんと清浦夏実さんの4名によるスペシャル座談会記事も収録されています。

 
ちなみに、TWEEDEESの沖井礼二さんと清浦夏実さんは『国境のエミーリャ』の第25話「美しい歌はいつも悲しい」(単行本では第5巻に収録)に”出演”し、同名曲を披露しています。

 

 

 
<池田邦彦さん コメント>

TWEEDEESのニューシングル「ルーフトップ・ラプソディ」は、エミーリャという女の子が持つ、作者の私も気づいていなかった一面を見せてくれて感激!その誕生の秘密が7巻の巻末に収録の座談会記事で明かされています。本編ともどもお楽しみを!

 

『国境のエミーリャ』とは

舞台は、第2次大戦敗戦の後、連合国による分割統治を経て、冷戦下で東西に分断された日本。

ソ連による実質支配下の1962年の東トウキョウで、東から西へ人々を逃がす“脱出請負人”として生きる杉浦エミーリャの活躍を描く仮想戦後活劇です。

 

TWEEDEESとは

清浦夏実さんと沖井礼二さんによるポップ・グループ。2015年結成。

『国境のエミーリャ』の作中に登場する楽曲を収録した「DELICIOUS.」など、これまでに3枚のアルバムをリリース。2022年12月に4thアルバムリリース決定。多くのアーティストに楽曲を提供するなど精力的な活動を展開している。

 

国境のエミーリャ (7) (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)
池田 邦彦 (著), 津久田 重吾 (著)

★主義や国境に縛られない世界を、いつか!

時は1963年。
冷戦最前線の列島となった日本は東西に分断され、東京の街もまた「ベルリンの壁」さながらの壁により2つに分断されている。

そんな東京の東側、東トウキョウで“脱出請負人”として生きる杉浦エミーリャは、様々な人生と交錯しながら生きる。

アメリカに亡命し、世界初の実用的回転翼機の開発に成功した“ヘリコプターの父”シコルスキ-。
工学と生化学の博士にして、整形外科医。
想像を上回るテクノロジーを生み出す天才亡命者・ポポフ。
かのスターリンからも表彰をされた“機械式テレビ”のソ連邦随一の研究者・ナザロフ。
そして、大戦中にソ連のために大きな働きをしたことで知られる希代のドイツ人スパイ・ゾルゲ。

歴史に名を刻んだ人物が、歴史に名は残していないけど東西冷戦の時代を生きていたかもしれない人物が、物語の中で躍動する仮想戦後活劇 第7巻!

ポップグループ・TWEEDEESとの音楽×漫画の三度のコラボレーションを記念した行われたスペシャル座談会の模様を巻末に特別収録!

<既刊>

国境のエミーリャ (1) (ゲッサン少年サンデーコミックス)
池田 邦彦 (著), 津久田 重吾 (著)

鉄道漫画の旗手・池田邦彦が挑む新境地!!

『カレチ』『甲組の徹』『グランドステーション』など、数多くの鉄道漫画を生み出してきた池田邦彦が新たに挑むのは「仮想戦後活劇」!

物語の舞台は、太平洋戦争末期に本土決戦を経て「1946年1月」に敗戦を迎えた日本。ソ連を含む各国軍によって分割占領された日本は、やがて「日本民主共和国」と「日本国」として独立。
それぞれが東西陣営に属する国家となり、列島には鉄のカーテンが降ろされることとなる。

両国の境界には強固な壁が建設され、国境の街となった東京は東西に分断されてしまう。

1962年の東トウキョウ。
押上で暮らす19歳の杉浦エミーリャは十月革命駅(旧上野駅)の人民食堂で働く女性。
その彼女が持つもうひとつの顔、それは東から西へ人々を逃がす脱出請負人としての顔。
若くして危険な橋を渡る彼女を待つ未来は果たして!?

“可能性としての東京”を舞台に、壁の街で自分の道を模索する人々の物語、ここに開幕。

 
【関連】
『国境のエミーリャ』 池田邦彦 | ゲッサンWEB

 


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