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三木那由他さん『言葉の展望台』刊行記念!著者×和泉悠さんオンライントークイベント 「<モヤモヤ>から始まる話」を開催

三木那由他さん著『言葉の展望台』

三木那由他さん著『言葉の展望台』

三木那由他さん著『言葉の展望台』(講談社)の刊行を記念して、代官山 蔦屋書店では、三木那由他さんと言語哲学者・和泉悠さんによるオンライントークイベント 「<モヤモヤ>から始まる話」を9月16日(金)に開催します。

 

いま、あなたとの会話で起きたことは、いったい何だろう?

【本書の内容】

マンスプレイニング、コミュニケーション的暴力、会話の引き出し、言語的なポリティクス、アイデンティティと一人称、人々をつなげる言葉、誠実な謝罪と不誠実な謝罪……。難しくて切実で面白い「言葉とコミュニケーション」を、「哲学」と「私」のあいだのリアルな言葉で綴るエッセイです。

 
<目次>

プロローグ コミュニケーション的暴力としての、意味の占有

そういうわけなので、呼ばなくて構いません
ちょっとした言葉に透けて見えるもの
張り紙の駆け引き、そしてマンスプレイニング
言葉の空白地帯
すだちかレモンか
哲学と私のあいだで
会話の引き出し
「私」のいない言葉
心にない言葉
大きな傘の下で会いましょう
謝罪の懐疑論
ブラックホールと扉

 

オンライントークイベント 「<モヤモヤ>から始まる話」開催概要

今回のイベントでは、『言葉の展望台』著者の三木那由他さんと、今年『悪い言語哲学入門』(ちくま新書)を刊行した言語哲学者・和泉悠さんが、言葉とコミュニケーションをめぐる関心事や研究の面白さについて語り合います。

 
■開催日時:2022年9月16日(金)19:00~20:30
※15分前より接続可能

■開催場所:Zoomウェビナー機能を使用したオンラインライブ配信

■主催:代官山 蔦屋書店
■共催・協力:講談社

■料金
◎イベント参加券 1,500円(税込)
◎書籍『言葉の展望台』(1,430円/税込)+イベント参加券(1,000円/税込)+送料(500円/税込) セット」2,930円(税込)

■受付締め切り:2022年9月16日(金)19:00まで

★詳細&申込み:https://store.tsite.jp/daikanyama/event/humanities/28409-1648010819.html

 

登壇者プロフィール

 
■三木那由他(みき・なゆた)さん

1985年生まれ、神奈川県出身。京都大学大学院文学研究科博士課程指導認定退学。博士(文学)。大阪大学大学院人文学研究科講師。

著書に『話し手の意味の心理性と公共性』『グライス 理性の哲学』『会話を哲学する』、共著に『シリーズ新・心の哲学1 認知篇』、共訳書にブランダム『プラグマティズムはどこから来て、どこへ行くのか』がある。

 
■和泉悠(いずみ・ゆう)さん

1983年生まれ。米国メリーランド大学Ph.D。南山大学人文学部人類文化学科准教授。専門分野は、言語哲学、意味論。特に日本語と英語を比較しながら名詞表現を研究。また、言語のダークサイドに興味があり、罵詈雑言をはじめ、差別語、ヘイトスピーチの仕組みとその倫理的帰結についての研究も行う。

著書に『名前と対象――固有名と裸名詞の意味論』『悪い言語哲学入門』がある。

 

言葉の展望台
三木 那由他 (著)

悪い言語哲学入門 (ちくま新書)
和泉 悠 (著)

あの人から言われた「あんたバカぁ?」
元大統領が言う「○○人は○○だ! 」
「悪気があったわけではない」

どこまでがセーフで、どこからがダメなのか?

「あんたバカぁ?」「このタコが! 」「だって女/男の子だもん」。私たちが何気なく使う言葉にも、悪い言葉がたくさん潜んでいる。では、その言葉は本当はどこが悪いのか? さらには、どうしてあの言葉はよくてこれはダメなのか? 議論がつきない言葉の善悪の問題を哲学、言語学の観点から解き明かす。読み終えると「ことば」への見方が変わるはず。

 
【関連】
【オンライン配信(Zoom)】『言葉の展望台』(講談社)刊行記念 三木那由他×和泉悠トークイベント 「<モヤモヤ>から始まる話」 | 代官山 T-SITE

 


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