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第二次世界大戦前のヨーロッパでのボーイスカウト視察録『欧州のスカウト行脚』が復刻

勝矢釼太郎さん著『欧州のスカウト行脚』

勝矢釼太郎さん著『欧州のスカウト行脚』

勝矢釼太郎さん著『欧州のスカウト行脚』がパレードブックスより刊行されました。

 
本著『欧州のスカウト行脚』は、昭和3年に発行された、大正時代後期からのヨーロッパでのボーイスカウト運動の実録とボーイスカウト運動の理念・考察をしたためた原書を再編集した書籍です。

 
世界は、第一次世界大戦と第二次世界大戦の狭間。明治時代を生きた当時二十代の著者・勝矢釼太郎さんが、1925年(大正14年)からイギリスをはじめとしたヨーロッパ諸国のボーイスカウト視察を日記様式で綴り、ボーイスカウトの理念と、それに基づく独自の考えや教育論を説いた記録が原書です。

 
その原書を当時のテイストを残しながら現代的にリライト、原書のカラー表紙や文中に使用されている地図や見取り図、当時の写真をそのまま収録しました。

当時の時代背景や著者の実体験を通して感じられるボーイスカウトの神髄をそのまま感じ取れる復刻版であり、ボーイスカウトに携わる方々はもちろん、現代社会の礎ともいえる100年前の歴史的・教育文化的資料に興味をお持ちの方にもおススメの一冊です。

 
<著者・勝矢釼太郎(かつや・けんたろう)さん プロフィール>

1899年(明治32年)ー1949年(昭和24年)。京都府下京区出身。明治大学商学部卒業。商学士。作家。翻訳家。脚本家。明治大学ローバースカウト部発団の提案者。貴族議員・子爵の三島通陽氏のもとで日本のスカウト運動に尽力した人物。

著書に『欧州のスカウト行脚』(1928年)、『趣味の伊賀路 中大和と伊勢詣で』(1929年)、翻訳に『英人ミルンの徒然草』(1933年)等。

 

欧州のスカウト行脚
勝矢釼太郎 (著)

第二次世界大戦前のヨーロッパでのボーイスカウト視察録『欧州のスカウト行脚』が復刻発売。

 


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